こんにちは、株式会社カーハートです。
今回はMercedes-Benz G400d Manufacture Edition プロフェッショナルブルーの施工実績をご紹介します。
施工内容
- GENESIS STELLA ガラスコーティング
- ルームクリーニング/ウェット式
- レザーコーティング/全脚+トリムなど
リピーターのオーナー様からご用命いただきました。
いつもご用命いただきありがとうございます。
軍用車の血統を持つGクラス
Gクラスは、地球上のあらゆる環境に対応できる究極のクロスカントリー車を目標に、1970年代に民間向け車両として開発が始まりました。
その走破性能は完成直後から高く評価され、NATO加盟国の軍や警察機関に相次いで採用されました。
こうした背景から、Gクラスは現在でも軍用車の血統を持つSUVというイメージと強く結び付いています。
1979年に市販モデルとして登場して以来、その設計思想は一貫して変わらず、悪路走破を前提とした本格クロスカントリービークルとして進化を続けています。
今回お預かりしたお車も、その血統にふさわしく、ドアトリムやレザー部分には日常の利用で蓄積した汚れが見られました。
施工前の状態をご覧ください。


いわゆる高級SUVの汚れというよりも、しっかり使われてきた車らしい汚れ方です。
しかし現在のGクラスは、その無骨なルーツとは対照的に、非常にラグジュアリーなインテリアを備えています。
ダイヤモンドステッチのレザー、木目トリム、精密に仕上げられた金属パーツが使われています。
これらの素材は見た目以上に皮脂や微細な汚れを吸着しやすく、日々の使用の中で少しずつ汚れが蓄積していきます。
こうした汚れをリフレッシュするためにルームクリーニングを、汚れにくくするためにレザーコーティングをご用命いただきました。
クリーニングで分かった汚れの量


クリーニングを始めてすぐに、ビフォーアフターがはっきり分かるようになりました。
スポンジの汚れを見ると、一見綺麗に見えるところにも、これだけの汚れが潜んでいることが分かります。
車内全体を丁寧にリフレッシュしました。

ソリッドカラーは下地処理で表情が決まる
インテリアの状態からも分かるとおり、今回のG400dはしっかりと使われてきた1台です。
ボディにも水アカなどの蓄積が見られ、塗装面はややくすんだ印象でした。
今回のボディカラーであるプロフェッショナルブルーは、メタリックやパールを含まないソリッドカラーです。
メタリックの輝きで艶を演出する塗装ではないため、塗装面のコンディションがそのまま色の表情として現れます。

だからこそ、コーティングの前段階となる下地処理では、塗装面の状態を確認しながらパネルごとに研磨方法を調整し、蓄積した水アカやくすみを丁寧に除去しました。
フラットなパネルが多いGクラスのボディラインが綺麗に映り込むよう、塗装本来の質感を引き出していきました。
完成写真をご覧ください。

仕上がったボディを見ると、Gクラス特有のフラットなパネルが一枚の面として整い、直線的なボディラインがより際立っています。
サイドパネルやフェンダーに映り込む周囲の景色も歪みが少なく、塗装の美しさがはっきりと分かる状態です。
プロフェッショナルブルーの正式名称はChina Blue
今回のボディカラーは、日本ではプロフェッショナルブルーまたはヴィンテージブルーと呼ばれることが多い色です。メルセデス・ベンツの正式名称はChina Blue(Chinablau)で、カラーコードは934です。
1980年代初頭にW123などのモデルに採用されたことから始まり、長い年月を経て現在のGクラスにも受け継がれている、メルセデスらしいクラシックカラーのひとつです。



この色の特徴は、一般的な鮮やかなブルーとは少し異なる点にあります。
メタリック粒子を含まないソリッドカラーで、グレーを帯びた落ち着いた青です。
光が強く当たる部分では柔らかなブルーに見え、日陰や角度によってはグレーに近い表情を見せる、独特の色調です。
ソリッドカラーは塗装面の状態がそのまま質感として現れるため、下地が整っていないとくすんだ印象になりがちです。コーティング施工後は塗装本来の色味がすっきりと立ち上がり、落ち着いた中にも奥行きを感じる仕上がりになりました。
無骨なクロスカントリービークルとして生まれたGクラスですが、こうして整ったボディを見ると、直線的なデザインとクラシックカラーの組み合わせが、どこか上質な雰囲気を感じさせます。
レザー本来の質感が戻ったインテリア
インテリアをご覧ください。

ホワイトレザーのシートは、クリーニングによって本来の明るさとしなやかな質感を取り戻しました。
表面に蓄積していた皮脂汚れやくすみが取り除かれ、レザー特有のマットで上品な表情が際立っています。
パンチングレザーやダイヤモンドパターンのステッチも、汚れが除去されたことで立体感がより明瞭になりました。
細かなディテールがくっきりと浮かび上がり、インテリア全体の印象が一段と引き締まりました。


ドアトリムのレザー部分も同様にリフレッシュされ、ブラックレザーとのコントラストがより鮮明になりました。
サテン調の金属トリムやウッドパネルとの組み合わせも美しく、Gクラスらしい重厚感のあるインテリアが整いました。
また、レザーコーティングを施工することで、質感を損なわずに保護性能を加えています。
日常使用で付着する皮脂や汚れの定着を防ぎ、今後のメンテナンス性も向上しています。





無骨なデザインのGクラスですが、その魅力は細部の質感が整ってこそ際立ちます。
プロフェッショナルブルーの落ち着いた色味が、今回の施工によってさらに引き立つ仕上がりになりました。
オーナー様には仕上がりを喜んでいただくことができました。
ご用命ありがとうございました。








