こんにちは、株式会社カーハートです。
今回はTOYOTA CENTURY(GRG75型)麟鳳単彩ブラック〈212〉の施工実績をご紹介します。
施工内容
- servFaces Coat Ultima セラミックコーティング
- ウィンドウ撥水コーティング/フロントガラス
- デントリペア/左ドア 2箇所
- レザーコーティング/4席+トリムなど
- プロテクションフィルム/ドアエッジ貼替
リピーターのオーナー様からご用命いただきました。
この度もご用命いただきありがとうございます。
こちらのセンチュリーは、2023年11月にコーティングを施工した1台です。
センチュリーの新しいボディタイプが発表された2023年9月から、わずか2ヶ月でのご入庫でした。
今回、関係者の方にお伺いしたところ、西日本では間違いなく第1号車だったとのことでした。
最近は街中で見かけることも増えてきましたが、当時は本当に貴重な1台でした。

型式はGRG75型です。
3.5L V型6気筒の2GR-FXS型エンジンに前後2基のモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドで、システム最高出力は412PS(303kW)です。
全長5205mm、全幅1990mm、車両重量2570kgという堂々とした体躯を持ちながら、定員は4名です。
後席を上座とするセンチュリーの思想が、そのままパッケージに表れた1台です。
3年が経過したコーティングの再施工
前回施工したコーティングに特にトラブルはありませんでしたが、3年が経過するということでご相談いただきました。
ボディを確認したところ、コーティングの効果が残っているところもありましたが、再施工を必要とする箇所もありました。
総合して、今回はコーティングの再施工ということでご用命いただきました。
コーティングは、新車時にしか施工できないものではありません。
コーティングの効果の目安は3〜5年なので、状態に応じて一度リセットし、あらためてコーティングをかけ直すことも可能です。
コーティングの再施工は、今の塗装の状態を確認するところから始まります。
3年間お乗りになったお車なので、洗車の過程で入る細かな線傷が塗装面に乗っている状態でした。
黒の濃色車は、この線傷が光の角度によって浮いて見えやすい色です。
この状態のままコーティングを施工すると、傷を被膜の下に閉じ込めることになります。
そのため今回は、研磨を行ったうえでコーティングを施工しています。
研磨といっても、塗装を大きく削るわけではありません。
クリア層の厚みには限りがあり、車の一生の中で研磨に使える量は決まっています。
今回は3年分の状態を整える範囲に留め、必要以上に磨くことはしていません。
そのうえで、最近導入したばかりのservFaces Coat Ultima セラミックコーティングを施工しました。
下地が整った状態で施工することで、被膜の平滑さがそのまま映り込みに出ます。
左ドアのえくぼをデントリペアで
こちらは、左フロントドアの入庫時の状態です。


映り込みをよく見ていただくと、背景の建物や車の輪郭が一部だけ波打っているのが分かります。
いわゆる「えくぼ」と呼ばれる浅い凹みです。
黒の濃色車は映り込みが強く出るぶん、この手の凹みが形として見えやすい傾向があります。
今回は、左ドアの2箇所にデントリペアで対応しました。

ドアエッジ側の凹みは位置の関係で工具が入りづらく、完全に元通りとはいきませんでしたが、目立ちにくい状態になりました。
こちらのセンチュリーは社用車としてお使いで、高速道路を走られる機会が多いお車です。
その関係で飛び石傷が多く、プロテクションフィルムの施工もご提案しました。
ただ社用車ということもあり、今回は見送りという判断になりました。
保護の方法は1つではないので、コーティングとデントリペアで対応できる範囲を組み合わせる形で施工しました。
黒が一段深く見える理由
完成写真をご覧ください。


麟鳳単彩ブラックがより深く、引き締まって見える仕上がりになりました。
servFaces Coat Ultimaは、ドイツ製の1層タイプのセラミックコーティングです。
メーカーによると、塗装表面と化学結合して塗装の硬度を約60〜65%向上させ、硬化後には「分子マトリックス構造」と呼ばれる極薄の保護被膜を形成します。
濃色車への施工後に色が一段深く見えるのは、この被膜によって表面がより均一に整い、光の反射が鮮明になるためです。
黒い塗装は入った光の多くを吸収する一方、表面では周囲の光や景色を反射します。その暗い塗装面とクリアな反射のコントラストが、黒に奥行きと濡れたような艶をもたらします。
塗装の色そのものを変えるのではなく、表面の透明感と平滑性を高めることで、本来の黒をより深く美しく見せる仕上がりです。

ボンネットに映り込んだ建物をご覧ください。
窓枠やダクトの直線が、折れたりにじんだりせずにそのまま伸びています。
映り込みの輪郭がシャープに出るかどうかは、塗装表面がどれだけ整っているかがそのまま出る部分です。

ルーフも同様です。
大きく平らなパネルほど映り込みの乱れが分かりやすいのですが、美しく反射しています。



サイドから見ると、センチュリーの水平基調のラインがよく分かります。
ドア中央を通るキャラクターラインの下側は、パネルがわずかに内側へ入っています。
この角度が変わる部分は光の乗り方が切り替わるところで、仕上がりの差が出やすい箇所です。

フロントグリルの鳳凰エンブレムです。
グリルの一枚一枚に細かな面取りが施されていて、光が当たる角度によって表情が変わります。



リア周りです。
クォーターピラーを立てた独特のシルエットと、CENTURYのレターが並ぶリアゲートは、後ろから見たときのセンチュリーらしさそのものだと思います。
フロントガラスの撥水と白いレザーの保護
フロントガラスには、ウィンドウ撥水コーティングを再施工しました。
高速道路を走られる機会が多いとのことなので、雨天時の視界確保に役立ちます。
フロントガラスだけ再施工した理由は、耐久性の違いです。ウィンドウ撥水コーティング自体は、定期的に洗っていただければ3〜5年の効果を発揮します。
ただフロントガラスはワイパーが直接擦れるため耐久性が1年程度で、フロントガラス以外はコーティングの効果が確認できたためです。


車内の4席とトリムなどにはレザーコーティングを施工しました。
白系の本革は、車内でもっとも人の手や衣類が触れる部分でありながら、色移りや皮脂汚れが表に出やすい素材です。
レザー専用のコーティングによって、汚れが染み込みにくく、日常のお手入れで落としやすい状態になります。
センチュリーの内装は、シートだけでなくピラーやルーフライナーまで明るい色でまとめられています。
そのぶん、シートだけを守るよりトリムまで含めて施工したほうが、車内全体の印象を保ちやすくなります。

今回はコーティングの再施工に加えて、デントリペア、プロテクションフィルムの貼替、レザーコーティングと、複数の内容をまとめてご用命いただきました。
カーハートでは17種類以上のサービスを取り扱っているので、お車の状態に合わせてさまざまな施工をご提案できます。
3年経過したお車でも、下地を整えてコーティングを施工し直すことで、あらためて保護をかけられます。
センチュリー、レクサス LX、LM、アルファードなどへのセラミックコーティングをご検討中の方は、カーハートへご相談ください。
この度もご用命いただきありがとうございました。









