新車の納車は、オーナー様にとって特別なひとときです。傷も汚れもない状態で受け取れることを期待される方がほとんどですが、実際には納車時や納車の直後に、細かな傷や塗装の不具合が見つかることも少なくありません。
この記事では、納車前にディーラーで洗車をしてもらったほうがよい理由と、見つかった傷や塗装不良をあえて直さないほうがよい場合についてお話しします。
納車前の洗車をおすすめする理由
ディーラーで納車前に洗車をするかどうかは、ふだんあまり迷うところではありません。ただ、納車後にコーティング専門店へお車をお預けになる予定のオーナー様の中には、ディーラーの洗車で余計な傷が入るのを心配して、迷われる方がいらっしゃいます。
それでも当店では、納車前の洗車はディーラーにお願いしていただくようおすすめしています。理由は次の3つです。
ボディの状態を確かめやすくなる
汚れが付いたままでは、細かな傷や塗装の不具合を見落としやすくなります。洗車をしたあとであれば、ディーラーもオーナー様も、ボディの状態を正確に確かめられます。
不具合に早く気づき、早く対応できる
コーティング専門店で施工する際に、ディーラーもオーナー様も気づかなかった傷が見つかり、あらためてディーラーで補修することになる例は珍しくありません。納車前に塗装の不具合を見つけておけば、こうした二度手間やトラブルを避けられます。
ディーラーとオーナー様、双方の安心につながる
納車の前にボディの状態を確かめておくことは、納車後のトラブルを防ぐことにつながり、ディーラーとオーナー様のどちらにとっても大きな利点になります。
また、花粉や黄砂の多い季節は、汚れがボディに固着し、研磨しても落とせなくなるおそれがあります。こうした汚れを防ぐ意味でも、納車前の洗車をおすすめする次第です。
新車の傷や塗装不良は、すべて直すべきとは限りません
傷を見つけると、すぐに補修を頼みたくなるものです。しかし新車の塗装は、むやみに補修をすると、かえって品質を損ねてしまうことがあります。
新車の塗装と補修塗装の違い
新車の塗装は、メーカーの工場で温度と湿度を管理した環境のもと、自動化された工程で行われます。一方の補修塗装は、鈑金工場などで職人が手作業で塗るもので、見た目は同じでも、耐久性や塗膜の均一さに差が出ることがあります。
補修を検討したい傷、見送ってもよい傷
| 傷の状態 | 対応の目安 |
|---|---|
| 深くて目立つ傷 | 補修を検討したほうがよい場合があります |
| 小さくて目立たない傷 | 補修をしないほうが、新車の塗装の質を保てることが多いと考えられます |
細かな傷であれば、あえて補修をせず、新車本来の塗装を残すのも筋の通った選択です。この先の耐久性や見た目のことも考えて、一度落ち着いて判断されることをおすすめします。
カーハートのボディチェック
ボディの傷や塗装の不具合が気になる方は、カーハートのボディコーティングをご用命ください。施工では塗装の状態を細かく確かめながら作業を進めるため、オーナー様やディーラーが気づかなかった不具合を見つけ、ご報告することもあります。
よくあるご質問
納車後でも、ディーラーは補修に対応してくれますか?
内容によりますが、多くの場合はディーラーがワランティに基づいて補修に対応します。ワランティとは、一定の条件のもとで無償の修理や部品交換を受けられる製品保証のことです。
ただし、オーナー様ご自身で付けられた傷は対象になりません。その場合も、費用をご負担いただければ補修は可能です。メーカーやディーラーによっては対応していない内容もありますので、気になる方は事前に確かめておかれると安心です。
納車を控えたオーナー様へ
納車前の洗車は、ボディの状態を正確に確かめるためにおすすめしています。見つかった傷や塗装の不具合も、すべて補修すればよいとは限らず、新車の塗装を守るためには補修するかどうかの見極めが大切です。
新車のご購入は大きな買い物です。納車後に悔いを残さないよう、納車前の洗車とボディチェックを済ませたうえで、補修が必要かどうかを落ち着いてご判断ください。







