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マット塗装を守る2つの方法

人気急上昇中のマット塗装。

輸入車で増えてきた塗装ですが、最近は国産車でもマット塗装が特別仕様車に設定されるなど、目にする機会が多くなりました。

XPEL STEALTH を施工したメルセデスAMG G63 マグノヒーローエディション マグノコッパーオレンジ

特別感のある塗装から人気がありますが、汚れやすく傷つきやすいというデメリットもあり、買うかどうか迷ったり、買った後にどのように対処すれば良いか悩むオーナー様は少なくありません。

そのようなマット塗装の保護に悩まれるオーナー様に役立つ情報をまとめました。

結論から述べると、この扱いにくいマット塗装を汚れにくく傷つきにくくする2つの方法があります。

プロテクションフィルムとコーティングです。

カーハートについて

カーハートは2023年で30年になる兵庫県神戸市のコーティング・プロテクションフィルム専門店です。Mercedes-Benz、BMW、MINI、PORSCHEからFerrari、Lamborghiniまでの幅広い輸入車への施工を中心としつつ、国産車も含めて幅広くあらゆるお車にカーディテイリングサービスを提供しています。

プロテクションフィルムでマット塗装を守る

XPEL STEALTHを施工しているところ

マット塗装を守る方法の1つがプロテクションフィルムです。

プロテクションフィルムはボディに直接貼り付けるフィルムのことです。

フィルムを貼ると見た目がおかしくなるのでは?と思われるかもしれません。

しかし、このプロテクションフィルムは非常に透明度が高く施工後に貼った感じが全くといっていいほどありません。もちろんフィルムを貼っている以上、至近距離で端を見るとフィルムの切れ目が見えますが普段は見えません。

そしてプロテクションフィルムは飛び石や様々な汚れなどに強く、あらゆるダメージからマット塗装を保護することができます。

プロテクションフィルムの2つの仕上がり

プロテクションフィルムには艶のある仕上がりと艶のないステルス(マット)の仕上がりの2種類があります。このステルスの仕上がりのものをマット塗装に施工することで施工前後で違いの出ない仕上がりにすることができます。通常の塗装にステルスのプロテクションフィルムを施工するとマット塗装のような仕上がりにできます。

XPEL STEALTHを施工する前と後のポルシェ ケイマン GT4 RS ステルス(マット仕上)のプロテクションフィルムを施工することで通常の塗装もマット塗装のように

プロテクションフィルムが保護できるもの

物理的ダメージ  飛び石・砂利・荷物の金具・靴底・爪先  様々な汚れ  雨染み・鳥糞・虫の死骸・花粉・黄砂  ※汚れには強いですが定期的な洗車が必要になります。

コーティングでマット塗装を守る

コーティングを施工したマグノダークオリーブグリーンのメルセデス AMG G63 マニュファクチャラーエディション

マット塗装を守る方法の1つがコーティングです。

コーティングは通常の塗装を守るのにも有用ですが、汚れやすいマット塗装を守るのには特に有用です。

コーティングすることで雨染みなどの汚れがつきにくくなります。

しかし、コーティングをムラにすると研磨で取り除けないため施工は高難度です。

プロテクションフィルムとコーティングのデメリット

ここまで取り上げたようにマット塗装を守るためにはプロテクションフィルムとコーティングが有用です。マット塗装を守るにはどちらかか、両方されることをオススメしています。

しかし、どんな商品にもデメリットや欠点があるものです。この2つにもデメリットは存在します。

プロテクションフィルムのデメリット

プロテクションフィルムのデメリットは大きく分けて3つあります。

1.異物噛みや糊ズレが発生する

プロテクションフィルムは「保護」することが主目的の商品になります。

100%綺麗に貼れるとよいですが、どうしても1%~0.1%程度の異物噛みや糊ズレが発生してしまいます。1%~0.1%なので目立つようなものはありませんが、じっくりと見ると見えることがあります。小さなパーツであれば発生しないことがありますが、ボンネットやフェンダーなどの大きなパーツになると発生しやすくなります。

これは施工者の問題ではなく、フィルムの施工上・特性上の問題のためどのショップで施工しても同様に発生します。

2.コーティングに比べると高く時間がかかる場合がある

ドアエッジやドアハンドルといった小さなパーツであれば数十分程度で完了し料金も4000円程度と比較的安価ですが、ボンネットやフェンダーなど大きなパーツの場合、材料費が高くなりで面積が大きいと施工難度も高まるため施工に2日かかり料金も10万円以上と高額になります。

3.施工後5年程度で貼替えが必要になることがある

汚れや傷などの様々なダメージをプロテクションフィルムが受けてくれますが、そのダメージによってフィルムが汚れ傷が増えていくため、状態によっては剥がしたり貼り替えたほうが良いことがあります。

また塗装は年数とともに劣化が進行し弱くなります。プロテクションフィルムは塗装に強力に密着しているため、施工後7~10年ほど経過してから剥がすと塗装ごと剥がれる危険性があります。そのため5年程度で剥離か貼り替えを行うと良いとされています。

※保管状況や使用状況によって異なります。塗装の不具合が原因で施工後1年未満で剥がした時に塗装も剥がれることがあります。

コーティングのデメリット

マット塗装へのコーティングでのデメリットは2つあります。

1.傷対策にはならない

コーティングはプロテクションフィルムに比べると非常に薄いため、汚れ対策にはなりますが傷対策にはなりません。飛び石や枝や小石に擦ってできるダメージからも保護できません。

2.汚れないのではなく汚れにくい

コーティングはボディを「汚れにくく」する商品です。施工することで雨で汚れが落ちたり、洗車がしやすくなります。

しかし「汚れない」わけではないので定期的な洗車が必要になります。

特殊な汚れがついたり、汚れがついた状態を放置すると落とせなくなることがあります。対応に時間がかかると塗装まで侵食されてしまうこともあります。

マット塗装の保護にはコーティング施工+プロテクションフィルムの部分的な施工がオススメ

コーティングなどを施工したBMW Z4 M40i フローズン・グレー

このようにプロテクションフィルム、コーティングそれぞれにメリット・デメリットが存在します。

プロテクションフィルムを全面施工するれば汚れや傷から守られて安心ですが、費用が高額ですし5年程度で貼替えが必要になることがあります。コーティングはプロテクションフィルムより安価に施工できますが、傷対策にならないのが懸念です。ですのでカーハートではそれぞれの良さを生かしたハイブリット施工をオススメしております。

コーティングを施工した ランボルギーニ アヴェンタドール S ロードスター ビアンコ キャノパス

コーティングを全面に施工しつつ、ドアエッジやドアハンドル、リアバンパーゲートステップのような生活傷がつきやすい箇所への施工

または、飛び石などのダメージが当たりやすいフロント周りへの施工

などなど、オーナー様のニーズに合わせて施工内容・施工範囲をお決めいただけます。

もちろんボディ全面にプロテクションフィルムを施工することも可能です。

これまでマット塗装のお車については50台近く施工実績があり、通常の塗装の車を合わせると10,000台以上のお車に様々な施工を行って参りました。

30年で培った知見を元にオーナー様に最適な施工内容をご提案いたします。

どうぞお気軽にご相談ください。

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