車をきれいにしたい、そのきれいさを長く保ちたい。新車をご購入になるときに、そう考えてコーティングを検討されるオーナー様は少なくありません。ところが調べ始めると、ディーラーに頼むのか、カー用品店に頼むのか、コーティング専門店に持ち込むのかで迷われる方が多いようです。
この記事では、それぞれの違いがどこから生まれるのかを整理し、専門店を選ぶときの判断基準をお伝えします。そのうえで、カーハートがどのような店なのかをご紹介します。
先に結論を申し上げると、三者の違いは優劣ではなく、サービスの成り立ちの違いです。かけられる工程と日数が違えば、仕上がりも価格も変わります。手軽さと納車までの段取りを優先されるならディーラーやカー用品店は合理的な選択で、仕上がりを優先されるなら、下地処理から時間をかけられる専門店をおすすめします。
コーティングを頼める3つの選択肢
まず、それぞれの特徴を表にまとめました。
| 項目 | ディーラー | カー用品店・量販店 | コーティング専門店 |
|---|---|---|---|
| 主な業務 | 車の販売 | 用品販売・整備 | コーティング・美装 |
| コーティングの位置づけ | 納車時のオプション | サービスメニューの一つ | 本業 |
| 下地処理(研磨) | 簡易的な場合が多い | 簡易的な場合が多い | 工程の中心 |
| 施工日数の目安 | 納車までの日程に組み込み | 数時間から1日 | 2日から7日 |
| 年数の経ったお車への対応 | 限られる場合がある | 限られる場合がある | 対応可能 |
| 向いているケース | 納車と同時に手軽に済ませたい | 費用を抑えたい | 仕上がりを優先したい |
ディーラーのコーティングは、お車を購入する流れの中でそのまま頼める手軽さがいちばんの利点です。納車までの限られた日程に組み込むため、工程も納期に合わせて組まれています。手を抜いているわけではなく、そういう設計のサービスです。
一方、コーティング専門店にとってはコーティングそのものが本業です。塗る前の下地処理に何日かけるかを自分たちで決められ、そのための設備と人手も備えています。
ですから、選ぶときの基準は「どこが優れているか」ではなく「何を優先したいか」です。
仕上がりの差は、塗る前の工程で生まれます
専門店の施工は、具体的にどこが違うのでしょうか。違いが出るのは、コーティング剤を塗る前の工程です。
塗るだけの施工と、下地処理から始める施工

コーティング剤を塗る作業そのものは、実はそれほど時間がかかりません。新車であれば、洗車をして脱脂をして塗るという流れだけでも、ひとまず施工は成り立ちます。
しかしコーティングは、塗装面の上に被膜をつくる作業です。下地の塗装面に傷やくすみが残っていれば、それごと閉じ込めてしまいます。新車であっても、輸送中の養生や納車前の洗車で浅い傷が入っていることがほとんどで、黒などの濃色車では光の当たり方によってはっきりと見えます。
専門店の施工に2日から7日かかるのは、この下地処理に時間を使っているからです。カーハートでは、2日で仕上がるスタンダードなコーティングから、7日かけて仕上げる最上位のコーティングまでをご用意しており、日数の差はそのまま下地処理と確認の工程にかける時間の差です。新車であっても、塗るだけで済ませることはありません。
年数の経ったお車を仕上げられるかどうか


上の写真は、平成17年式の日産 ティーダの施工事例です。
新車へのコーティングは、極端にいえば塗るだけでも形になります。しかし何年か乗られたお車には、洗車傷の積み重ね、固着した水垢、雨染みがあります。これらを取り除いて塗装面を整えるには、研磨の技術と設備、そして塗装をどこまで削れるかを見極める経験が欠かせません。
そのため、年数の経ったお車のコーティングを引き受けられるかどうかは、その店が下地処理の技術を持っているかどうかの目安になります。お店を比べる際は、「新車以外でも施工できますか」と一度尋ねてみてください。判断材料の一つになるはずです。研磨でどこまで変わるのかは、研磨のビフォーアフターでもご覧いただけます。
仕上がりを確かめる工程

あまり語られることはありませんが、コーティングでは確認そのものが独立した工程です。塗装面は照明の当て方で見え方が大きく変わり、ある角度からは完璧に見えても、光源を変えたとたんに磨き残しやムラが浮かび上がることは珍しくありません。屋内では見えなかったものが、納車後に日差しの下で初めて見えてしまうことは、何より避けたい事態です。
カーハートでは、据え付けのLED照明に加えて携帯型のライトを使い、角度と光源を変えながら工程ごとに確認しています。市販の機材で足りないところには、スタッフが自作した照明器具も使っています。よい機材があるだけでは仕上がりは保証されず、それをどう使うかが問われる工程です。
コーティング専門店を選ぶ4つの基準と、その落とし穴

専門店がよいことは分かっても、専門店の数は多く、どこを選べばよいか迷われるかと思います。そこで迷った末に、結局ディーラーに頼まれる方も多いのではないでしょうか。
専門店を比べる目安としては、取り扱っているコーティングの種類、設備、施工台数、創業年数の4つがよく挙げられます。ただし、どれも単独で見ると判断を誤ります。それぞれの注意点と併せてご覧ください。
取り扱っているコーティングの種類
車種や使い方、ご予算に応じて選べる選択肢があるかどうかを見ます。ただ、種類がそろっていても、施工するスタッフがその特性を理解していなければ、性能は発揮されません。高価なコーティング剤を扱っていること自体は、仕上がりの保証にはなりません。
設備
照明、研磨の機材、屋内での作業環境が整っているかどうかを見ます。設備は写真で見せやすいぶん、最も見栄えのする指標です。しかし機材はあくまで道具で、使いこなせて初めて意味を持ちます。
施工台数
経験の積み重ねを示す数字です。ただし、台数が多いということは、1台あたりにかける時間が短いということでもあります。数字が大きいほどよいとは限らないため、台数と施工日数はあわせてご覧ください。
創業年数
長く続いているということは、それだけ選ばれてきたということです。ただ、年数が長くても、古いコーティングや古い工程のまま更新されていない店もあります。年数の長さと、扱っている製品の新しさは別の話です。
どれか一つが突出していても、それだけでは決め手になりません。4つがバランスよくそろっているかどうかで見ていただくのが確実です。
4つの基準で、カーハートを見ると

手前味噌になりますが、先ほどの4つの基準にカーハートを当てはめてみます。
| 基準 | カーハートの場合 |
|---|---|
| コーティングの種類 | スタンダードなものから最上位のものまで。Ultracoat Magnite、servFaces Coat Ultima、KUBEBOND ION、EXキーパー、マット塗装専用のFEYNLAB MATTE CERAMIC |
| 設備 | 据え付けのLED照明、携帯型LEDライト、各種ポリッシャー。市販品で足りないところにはスタッフ自作の照明器具 |
| 施工台数 | 年間約500台。1台ごとに時間をかけるため、あえて台数を追っていません |
| 創業年数 | 1993年創業。累計15,000台以上の施工実績 |
年間約500台という数字は、規模の大きな業者と比べれば決して多くありません。1台にかける時間を削れば台数は増やせますが、それでは仕上がりが変わってしまいます。時間をかけて丁寧に仕上げてきた結果、高価なお車や希少なお車をお預かりする機会も増えてきました。人気の国産車から輸入車まで、お車を問わず同じ工程で施工しています。各コーティングの違いはコーティングの選び方で詳しくご紹介しています。
ボディコーティング以外も、まとめてお任せいただけます
カーハートの強みは、ボディコーティング以外の施工も自社で完結できることです。
- ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング、レザーコーティング
- カーフィルム(断熱・スモーク)
- プロテクションフィルム(PPF)
- フロントガラス研磨
- 内装クリーニング、エアコン消臭
一般的なコーティング専門店では、ボディ、ホイール、ウィンドウ撥水までの対応が中心で、カーフィルムやプロテクションフィルムまで自社で施工できる店はそれほど多くありません。フロントガラス研磨は、ガラスを割ってしまうおそれがあり、経験と技術がなければ引き受けられない作業です。施工できる業者が限られるため、他府県からお越しいただくこともあります。
通常であれば、コーティング、フィルムの施工、しばらく乗られた後のクリーニングは、それぞれ別の業者を探すことになります。カーハートであれば、新車のときも何年か乗られた後も、同じ窓口でご相談いただけるのが当店の特長です。カーフィルムとプロテクションフィルムの施工事例は、フィルム専用サイトに掲載しています。
施工されたオーナー様からのご感想



このほかにも多くのご感想をいただいています。Googleのクチコミにも実際のご評価が寄せられていますので、あわせてご覧ください。
よくあるご質問
新車購入時、ディーラーのコーティングオプションは断ったほうがよいですか?
何を優先されるかによります。納車と同時にひととおり済ませたい、手続きを一本にまとめたいというご希望であれば、ディーラーのオプションは合理的です。
下地処理から時間をかけた仕上がりをご希望であれば、専門店への持ち込みをご検討ください。その場合は、ディーラーのコーティングオプションを付けずにご購入いただくほうが、費用も重複しません。ご購入前にご相談いただければ、どちらが合っているかも含めてお話しします。
すでにディーラーでコーティング済みですが、施工できますか?
可能です。既存の被膜を除去してから研磨し、あらためてコーティングを施工します。ただ、施工済みのコーティングの状態によっては、再施工を先に延ばすことをご提案する場合もあります。いずれも、実車とオーナー様のご意向を確かめたうえでのご提案です。
納車前に直接持ち込むことはできますか?
可能です。ディーラーから当店へ直接お車を運んでいただく形にも対応しています。納車日程との調整が必要になりますので、ご購入が決まった段階でお早めにご相談ください。
施工にはどのくらいの日数がかかりますか?
コーティングの種類とお車の状態によって、2日から7日ほどお預かりします。年数の経ったお車や、下地処理に時間を要する場合は、さらにお日にちをいただくことがあります。目安はお見積りの際にお伝えいたします。
ディーラーと専門店では、費用はどのくらい違いますか?
施工内容が異なるため、単純には比べられません。国産車の場合は、下地処理に時間をかけるぶん専門店のほうが高くなる傾向があり、輸入車の場合は専門店のほうが安くなる傾向があります。カーハートの料金は料金表でご確認いただけます。
どのコーティングを選べばよいか分かりません。
お車の使い方、駐車環境、洗車の頻度、ご予算を伺ったうえでご提案します。すべてのお車に最上位のコーティングが必要なわけではありません。ご要望に合わないものを無理におすすめすることはありませんので、お気軽にご相談ください。
お店選びで迷われたら
お店選びに正解はありませんが、判断の材料はお渡しできます。お車を拝見したうえで、いまどのような状態なのか、どこまで仕上げられるのか、どのコーティングが合っているのかを率直にお伝えしますので、そのうえでご検討ください。
カーハートの施工内容はボディコーティングとサービス一覧でご紹介しています。ご相談はLINE、またはページ下部のお問い合わせ欄からお寄せください。







