ヘッドライトクリア塗装の次世代バージョンとして、ヘッドライトアクリル樹脂コーティングを正式リリース致しました。
2023年11月6日追記:さらに新しくプロテクションフィルムを貼る施工が導入
ヘッドライトアクリル樹脂コーティングは、これまでのヘッドライトコーティングよりも耐久性の高いヘッドライト専用コーティングです。
しかし現在はヘッドライトを保護する別の手法として、新たにプロテクションフィルムを貼り付ける方法が確立されました。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
愛車のヘッドライト、曇っていませんか?
車のヘッドライトは、1990年代からガラス製からポリカーボネート製(樹脂製)へと徐々に変わってきました。軽量化による燃費の向上や、コストダウン、事故時に破片が飛散しないようする安全性をためでした。しかしポリカーボネードのクリアレンズは、メリットも多い反面、4・5年もすると徐々に曇りや黄ばみが生じるというデメリットがあります。
ヘッドライトが黄ばむ原因とデメリット
ヘッドライトが黄ばむ原因は熱や紫外線などがあります。黄ばんでしまうとどんな高級車でも、どれほどボディが綺麗な車でも古ぼけた印象になってしまったり、車検が通らなくなるデメリットがあります。
これまでの黄ばみ除去の方法
ヘッドライトの交換とヘッドライトの研磨
以前はヘッドライトそのものを交換するか、黄ばんだレンズを研磨するしかありませんでした。しかし交換になると片側でも数万円はかかってしまい、大きな買い物になりました。
ヘッドライトの研磨は交換に比べると安価でそれほど難しくはなく、とりあえず研磨すれば一旦はクリアなレンズになります。ところが、研磨により保護層であったハードコートを失ってしまいます。ヘッドライトは大変デリケートな素材でできているので、ハードコートがなくなると外的要因でヘッドライトがすぐに傷んで、くすんでしまいます。
CARHEARTではすぐにくすまないように、ハードコートの代わりにコーティング剤を塗って保護するようになりました。ところがこちらも施工後短期間でレンズが元のようにくすんでしまいました。
ヘッドライトクリア塗装
長年の試行錯誤により研磨後、輝きが長期間維持できるように「ヘッドライトクリア塗装」を導入しました。カー用品店やガソリンスタンドの類似品では半年や3か月でまたくすんだ状態に戻ることがほとんどですが、CARHEARTでは3年間透明を維持する専用コート剤とボディコーティング剤のGENESISガラスコーティングの二重構造でヘッドライトを保護する手法にたどり着きました。
研磨で劣化したハードコートを磨き落とし、丁寧な研磨で透明感を復元させ、耐久性に優れたコーティング剤を2重にコーティングするヘッドライトクリア塗装は、多くのお客様にご愛顧頂きました。
ヘッドライトアクリル樹脂コーティング
そして新たに、ヘッドライトクリア塗装の次世代バージョンとしてヘッドライトアクリル樹脂コーティングを導入いたしました。何種類かテストしてきた中でも、格段に性能が良いヘッドライト専用コーティング剤です。

施工前の画像です。

施工後の画像です。
ヘッドライトアクリル樹脂コーティングには、クリア塗装にはないメリットがあります。黄ばんだ保護層を落としたあと、その名の通り、ヘッドライトにアクリル樹脂が主成分のコーティング剤を塗ります。このアクリル樹脂はヘッドライトのポリカーボネートよりも耐候性に優れ、傷にも強い特性を持ちます。
また日光による劣化がほとんどありませんのでメーカーの話だと(使用状況や保管状況にもよりますが)少なくとも1年から3年、状況が良いと5年は持ちます。施工時間もクリア塗装の一泊二日に対して、アクリル樹脂コーティングは最短5時間で施工を完了できます。このようにヘッドライトアクリル樹脂コーティングにはたくさんのメリットがあります。
CARHEARTでヘッドライトアクリル樹脂コーティングを行うメリット
1.ヘッドライト専用のコーティング剤を採用
他社ではヘッドライトコーティング専用のコーティング剤ではなく、ボディ用や他用途のコーティング剤を用いている場合があります。その場合、CARHEARTで過去に行っていたヘッドライト研磨同様、短期間でヘッドライトが黄ばみが生じる可能性が高くなります。実際、他社でやってもらったがまた黄ばみだしたのでCARHEARTにという例があります。
CARHEARTではヘッドライト専用のコーティング剤、さらに既存のポリカーボネートよりも耐久性の高いアクリル樹脂のコーティングを採用していますので、その心配はありません。
2.コーティング専門店ならではの美しさの追求

Maserati Quattroporte のヘッドライトの黄ばみを除去しているところ
ヘッドライトはボディとは違いかなり固くできています。ですから、それを研磨して黄ばみを除去するのはとても力のいる作業です。しかし、しっかりと磨くことができなければ元のようなクリアな状態にはなりません。コーティング専門店以外でもヘッドライトコーティングを行っているところがありますが、そのようなところでは充分に磨いていない上に、つまりしっかり綺麗になっていない上にコーティングをしている場合があります。
コーティングするので綺麗になったように見えますが、それが元のヘッドライトの輝きになっているのかはわかりません。DIYでご自分でされた場合も同様です。
安価にコーティングキットを購入してコーティングされる方は多いですが、上手く磨けなかったり、コーティングが弱くすぐに黄ばんでしまったなどでCARHEARTに依頼してくる方もおられます。

ヘッドライトアクリル樹脂コーティング前のMaserati Quattroporte

ヘッドライトアクリル樹脂コーティングを施工したあとのMaserati Quattroporte
CARHEARTが採用しているヘッドライトコーティングキットは簡単な道具が溶剤とセットになっていて、それである程度綺麗にすることができます。
しかし、それでは磨きが甘く不十分であることがわかったので、CARHEART独自の方法で丁寧にしっかりと綺麗にしてからコーティングしています。その結果、元の新車のような美しいヘッドライトを実現でき、多くのお客様に喜んでいただいております。
施工の流れ
こちらは以前のヘッドライトクリア塗装の場合ですが、施工の過程に変わりはありません。
PEUGEOT 307
施工前
10年以上経ったPeugeot 307です。ヘッドライトが曇っています。アップにすると曇り具合がよくわかります。実写ではかなり傷んでいて、透明感が無くなっていました。バンパーの劣化からその過酷な環境がわかります。
1.何種類ものペーパーを使って傷んだハードコート層を落としていきます。
2.次にポリッシャーでさらに磨き上げていきます。
新品のように美しくなりました!!
しかし、ここからが問題です。この新品のように美しいレンズはハードコート層が削り取られているためしっかりとした保護剤が必要です。
3.保護剤の塗布
エアガンを用いてクリア塗装をしていきます。しっかり乾燥させて、もう一度磨いて完成です。ヘッドライトアクリル樹脂コーティングではエアガンではなく、手塗りで行います。
4.完成
完成しました!!キラキラと透明感が取り戻されかつ、しっかりとしたクリア層がレンズを保護してくれています。
施工実績
HONDA エリシオン
TOYOTA エスティマ
TOYOTA WISH White
Before
After
TOYOTA IQ
Mercedes-Benz CLK
最新・その他の施工実績はこちら
料金について
ヘッドライトコーティングの対応範囲
ヘッドライトアクリル樹脂コーティングはヘッドライトの表面を研磨・コーティングで復元いたします。そのため内部が原因の曇りや結露・黄ばみは除去いたしかねますので、予めご了承ください。
国産車 / 40,000円-50,000円(税別)
輸入車 / 40,000円-60,000円(税別)
料金が他社よりも高額なのに選ばれ続ける理由
ヘッドライトコーティングはDIYだと2000円から業者では15,000-30,000円程度です。当店と同程度の金額を頂いている業者は少数です。しかし、継続的に受注を頂くことができています。それはなぜでしょうか?
答えは熟練の職人が1つ1つヘッドライトを丁寧に研磨をしているからです。
「ヘッドライトを磨く」というのは誰にでもできます。しかし「丁寧に徹底的に磨く」のは、誰にでもできることではありません。いくつものペーパー(ヤスリ)を用いて磨き、ほとんど黄ばみが無くなった状態からポリッシャーでの研磨をすることで初めて新品に近い、均一で綺麗なヘッドライトに蘇ります。ここの研磨がしっかりできていない、すなわち均一に綺麗に磨いていないと一部分だけ劣化したハードコートが残っていることになり、コーティングをしてもそこだけ劣化が早くなります。おかしな黄ばみ方になるので、短期間で再施工しなければなりません。
こうならないためにも、徹底的で丁寧な研磨が必要になります。この研磨の上にヘッドライト専用のコーティングを施工しますので、長期間綺麗な状態を保つことができます。このクオリティの高さで多くのお客様に選ばれています。