こんにちは、株式会社 カーハート 神戸店です。
今回は Alfa Romeo 4C Spider Italia の施工実績をご紹介いたします。
2018年にリリースされた限定車で世界限定108台、日本市場向けは15台のみという希少な1台です。
リピーターのオーナー様よりご用命いただきました。
この度もご用命ありがとうございます。
施工内容
- プロテクションフィルム / フル
- プロテクションフィルム / 前後バンパー部分
- プロテクションフィルム / フロントガラス / ARMORTEK
- FEYNLAB MATTE CERAMIC コーティング
- ホイールコーティング
全体タッチアップ、部分鏡面研磨などの施工も行いました。
施工には約1ヶ月かかりました。
施工前の状態をご覧ください。
4C Spiderにはすでにプロテクションフィルムが部分的に貼り付けられていました。
これらは2018~2019年の新車時に貼り付けられたものであり、様々なダメージや劣化が進行した状態でした。
剥がしたところ綺麗に塗装を保護することができていました。
2019年登録のお車でしたので、全体的に塗装が欠けている箇所がありましたがオーナー様にご用意いただいたタッチアップペンで全体を簡易補修してから施工を行いました。
オーナー様のご希望でフロントバンパー・ボンネット周辺は鏡面研磨を行いました。
プロテクションフィルムを検討されるオーナー様によくお尋ねいただくことが2つございます。そのときお答えする解答を書かせていただければと思います。
1.プロテクションフィルム施工前に研磨は行いますか?
研磨は行いません。なぜならプロテクションフィルムは150~200ミクロンの厚みがあるため、小傷程度であればフィルムを施工することで見えなくなるからです。
ただし有料で部分的な研磨を行ったり、プロテクションフィルム専用コーティング以外の研磨が含まれるコーティングと同時のご用命の場合はご希望に応じてプロテクションフィルム施工前に行います。
今回はフルプロテクションフィルムとたくさんのご用命をいただきましたのでサービスで研磨を行いました。
2.コーティングを施工した後にプロテクションフィルムを施工しますか?コーティングの上にプロテクションフィルムを施工することは可能ですか?
コーティングの上にプロテクションフィルムを施工するとそのコーティングは機能しなくなります。プロテクションフィルムを剥がした後も同様にコーティングは機能しません。コーティング施工面にプロテクションフィルムを施工することは可能ですが、コーティングの具合によっては密着を阻害することがあるためコーティングを研磨で落としてから施工いたします。
他にご不明な点がある場合はこちらのプロテクションフィルムについてよくある質問をご覧ください。
お問い合わせ頂いても対応可能です。
完成写真をどうぞご覧ください。
フロントバンパー・リアバンパー・ドア以外の多くのパーツはカットデータが無かったため独自にパーツのサイズを計測し施工いたしました。
4Cスパイダーのボディは他の車種よりも曲面が多用されているため、施工難易度が特に高い車種になります。
元は、1枚のシートのフィルムを曲面のボディにフィットさせるように施工するには、高度な施工技術力が必要です。
Alfa Romeo 4C Spider Italiaの特徴の1つとしてノーマルグレードでは樹脂パーツのフロントバンパーの一部、リアディフューザーがピアノブラックのパーツであることです。
限定仕様のためこれらはカットデータが存在しません。
リアディフューザーを見ればわかりますが、細い曲線を含むパーツで構成されておりなかなか難易度が高い箇所であることがわかります。
リアディフューザーの側面は全て施工いたしました。
Alfa Romeo 4C Spider Italia専用のデカールがリアフェンダーにありますが、上からプロテクションフィルムを施工して覆っています。
デカールやステッカーの上からプロテクションフィルムを施工することは可能ですが、デカール周りに薄く空気が残ります。
2ドアスポーツカー特有の太いドアステップにはほぼ全面に対してプロテクションフィルムを施工いたしました。
車の移動のため何度か乗り降りする機会がありましたが、ドアステップを避けながら乗り降りするのが本当に難しかったです。
プロテクションフィルムを貼り付けることで多少擦れてしまっても気にしなくて済みます。
フロントガラスには国産のフロントガラス専用プロテクションフィルム ARMORTEKを施工いたしました。
フロントガラスも飛び石や様々なダメージから保護することが可能です。
Alfa Romeo独特のホイールは1本1本丁寧にコーティングさせていただきました。
施工前に比べると輝いて見えます。
全体にプロテクションフィルム対応のFEYNLAB MATTE CERAMICコーティングを施工し完了いたしました。
コーティングを施工していてもいなくてもプロテクションフィルムは十分に機能しますが、施工している方が綺麗な状態を保ちやすくなります。
ミザーノ・ブルー・メタリックのボディが美しく輝いています。
オーナー様には貼ってあることがわからないと大変喜んでいただくことができました。
数あるメーカーの中でも特にAlfa Romeoを含むイタリア車は塗装が弱いことで知られており、今回新車でなく2019年登録のお車でしたので施工時に塗装が剥がれるリスクがありましたが、問題なく施工を終えることができ良かったです。(リスクについてはオーナー様に事前に確認済みです)
ご用命ありがとうございました。