今回は日産 セレナ ダイヤモンドブラック(スクラッチシールド)のお車の施工実績のご紹介です。
長さは約5m・幅は約1.7mの大きなボディに、スクラッチシールドのブラックと難易度高めのお車でした。
ちなみにスクラッチシールドとは...
ボディに軟質樹脂を配合したクリヤー塗装を施すことで、洗車によるすり傷、日常使用での引っかき傷程度なら、時間がたてば復元する世界初の塗装です。また、一般のクリヤー塗装と比較して、傷がつきにくくなったことにより水はじきも良く、ツヤ、光沢も持続します。 - スクラッチシールド | 日産 | 技術開発の取り組み
ということで、一言で言えば傷が付きにくい塗装ということです。ただし、この「傷が付きにくくなった」という性質のため、研磨が通常の塗装よりも難しいと言われています。実際、通常の方法で磨いてしまうとバフ傷だらけにしてしまいます。そのため、経験の浅いお店ではコーティングを断れることが多いそうです。(カーハートはどんなボディでもお任せください。)
そんな難易度高めのボディで、今回は購入後しばらく経ってのご入庫で、ボディのいたる所に傷が...。
こちらはボンネットの施工前の写真。写真真ん中にうっすらと傷が入っているのがわかるでしょうか?
正面から見ると上から下へしっかりと入っています。
こちらはルーフ。2本の傷が確認できます。
そしてリアドアの下部にはやや深めの傷が確認できました。
他はこのように...
ギラギラ傷や塗装のぼやけ・くすみが確認できます。
全体をしっかりと養生して作業スタートです。
写真はボンネットだけですが、全身を隈なく研磨・コーティング致しました。やはりミニバンサイズの黒ボディということで時間が結構かかりました。ですが、ボディ全体を美しく仕上げることができました。
まずはボンネットの状態から御覧ください。
このように
上から下へと走っていた傷は無くなりました。
ルーフはこのように...。
2本の傷は見当たりません。
リアドアの傷も
ほぼ消すことができました。
見る角度を変えると全く見えません。しっかり目立っていた傷でしたが、かなりじっくり見ないと見えないほどにまで消すことができました。
他の部分はご覧のように。
美しいブラックボディです。では、全体の完成写真をご覧ください。
綺麗に仕上げることができ、オーナー様にも喜んで頂くことができました。良かったです。この度はご用命ありがとうございました。