こんにちは、株式会社カーハートです。
今回は2020年式Jaguar F-Type Convertibleの施工実績をご紹介します。
施工内容
- Ultra Coat Magnite セラミックコーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング/全面)
- 幌コーティング
- プロテクションフィルム/ヘッドライト スモーク
- シリコンワイパーブレード交換
リピーターのオーナー様からのご用命でした。
この度もご用命いただきありがとうございます。
中古車でご購入されたばかりの1台でした。
オーナー様はこれまでずっとポルシェにお乗りでした。
他のメーカーも乗ってみたいということで、今回F-Typeを選ばれたそうです。
F-Typeは2013年にデビューし、2024年に生産を終えています。
ジャガーが内燃機関で作った最後のスポーツカーです。
ポルシェとは成り立ちも性格も違う1台ですので、乗り比べられる方にとっては面白い選択かと思います。
入庫時の状態と下地処理
こちらが入庫時の状態です。


照明を当てると、洗車の過程で入った細かな線傷が全体に広がっているのが分かります。
加えて、固着した水垢も残っていました。

濃色のメタリックは、こうした線傷が最も見えやすい色です。
塗装のメタリックが光を返す分、その上に乗っている傷も一緒に浮き上がります。
6年分ですので、無理もない状態かと思います。
コーティングの仕上がりは、塗る前の工程で大きく変わります。
洗車と細部の洗浄から始まり、砂や泥、油分や鉄粉を落としてから研磨に入ります。
汚れが残ったまま磨くと、その砂を引きずって新しい傷を作ってしまうためです。
洗い上げたあとは、専用の照明を当てて塗装の状態を確認します。
洗車傷や水垢、くすみは、通常の照明では見えにくいものです。
光の角度と色を変えながら、パネルごとに必要な研磨を見極めていきます。
研磨は塗装の状態に合わせて、ポリッシャーとバフ、研磨剤を選びます。
傷を消すことだけを目的にはしていません。
クリア層の厚みには限りがありますので、塗装への負担を抑えながら、艶と透明感を引き出すところを狙います。
磨き終えたあとは、もう一度洗車をして脱脂します。
研磨剤の粉や油分が残っていると、コーティングの定着に影響します。
工程の詳細はボディコーティングの施工の流れでご紹介しています。
完成写真をご覧ください。


天井の照明が、ボンネットに線となって映り込んでいます。
その線が波打たず、切れ目なくつながっているかどうか。これが施工前の写真との一番分かりやすい違いかと思います。
線の縁がぼやけずに見えているのは、下地がしっかりと整っているからです。

Ultra Coat Magniteの特徴
ボディにはUltra Coat Magnite セラミックコーティングを施工しました。
ポーランドのUltracoat社が開発した、ハイブリッド・ナノセラミックコーティングです。
SiO₂にポリシラザンとポリレジンを組み合わせた構成で、接触角は約110度とされています。
もう1つの特徴が、pH2から13という耐性です。
雨ジミや水垢を落とそうとすると、強めのケミカルを使うことになります。
ところが従来のコーティングは、そのケミカルに弱いという弱点がありました。
汚れを落とすと、コーティングも傷んでいきます。
このジレンマを抑えるために、幅広いpHに耐えるよう設計されています。
今回のお車のように水垢が固着していた状態を経験されていると、このメリットは大きいです。

ヘッドライトはスモークのプロテクションフィルム
ヘッドライトには、スモークのプロテクションフィルムを施工しました。
透明のフィルムでも保護はできますが、今回はスモークを施工しました。
F-Typeのヘッドライトは、ボンネットの稜線からそのまま横へ流れていく形です。
そこにスモークが入ると、フロントの表情が締まって見えます。

濃さは50%を使用しています。
35%のフィルムを貼ると光量が落ちてしまい、車検に通らなくなります。
ヘッドライトにスモークを入れる場合、ここは外せない条件になります。
ホイール、幌、ウィンドウの施工
ホイールにはホイールコーティングを施工しています。
ブレーキダストが固着しにくくなりますので、普段の洗車で落としやすい状態になります。
カーハートではホイールを取り外し、裏面やブレーキキャリパーまで施工しています。

幌にも、幌専用のコーティングを施工しました。
幌は布ですので、塗装のように研磨で状態を戻すことができません。
一度汚れが繊維の奥に入ってしまうと、そこから先は手の打ちようが限られます。
撥水させて、汚れが染み込む前に落とせる状態にしておきます。
オープンカーの幌は、これが最も現実的な維持の方法かと思います。



ウィンドウ撥水コーティングは、全面に施工しています。
フロントガラスにウィンドウ撥水コーティングを施工するとワイパーのビビリが発生しますので、シリコンワイパーブレードまたはゴムへの交換をセットでご案内しています。

中古車の購入はコーティングのタイミング
中古車を購入されたタイミングは、コーティングを施工するタイミングの1つだと考えています。
前のオーナー様がどう乗られてきたかは、塗装に残っています。
洗車傷やくすみが消えるだけでも印象は変わり、中古車でも新車気分を楽しめます。
コーティングは新車のためだけの施工ではありません。
Jaguar F-Typeやポルシェ 911、ボクスターなどのコーティング施工をご検討中の方は、カーハートへご相談ください。
この度もご用命いただきありがとうございました。









