こんにちは、株式会社カーハートです。
今回は McLaren 765LT の施工実績をご紹介致します。
これまでカーハートでは フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、ロールスロイス、ベントレー、アストンマーティンなどのラグジュアリーメーカーのお車へのコーティング施工実績はあったのですが、唯一マクラーレンだけはコーティングの実績がありませんでした。
今回の765LTがマクラーレン初の施工実績になります。
720Sのハイパフォーマンスモデルで765台限定生産の貴重な1台の765LTです。
貴重なお車のご用命、ありがとうございます。
ちなみに施工実績があってもなくてもコーティングは施工できます。ご相談ください。
施工内容
- KUBEBOND DIAMOND9H ナノセラミックコーティング 2+1層
- KUBEBOND DIAMOND9H ナノセラミックコーティング 追加レイヤー 1層
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンド撥水コーティング/全面)
- レザーコーティング(バックスキン専用コーティング)
- 酸化チタンコーティング キャンペーン施工
これまで何台もご用命くださったオーナー様からでした。
オーダーから1年間待たれたそうで、フロント周りにプロテクションフィルムを施工してからカーハートでコーティングいたしました。
施工中の様子をご覧ください。
流線を描く美しいフォルムを丁寧に時間をかけて磨き上げました。
流線を描く美しいフォルムの765LTですが、そのボディパネルはカーボンファイバーで作り上げられており通常の塗装とは違うアプローチが求められます。
また今回 スモークド ホワイト(Smoked white / 765LT専用色)特有なのか磨いても傷が戻ってくるため、研磨が難しく美しく仕上げるのに時間がかかった1台でした。
最近ご紹介したムルシエラゴ LP650-4もカーボンで作り上げられており研磨が難しかったですが、スーパーカーは軽量化のためにカーボンが多用されていることが多く美しく磨き上げるのが難しいです。
しかし、難しい塗装であっても熟練のスタッフたちによって美しく磨き上げることができます。
部分的に磨きが足りない場所・部分的に研磨が必要なところはミニポリッシャーを用いて、隅々まで美しいボディに仕上げました。
研磨後はプライマーを通常ポリッシャーを使って塗り込んでいくのですが、ディテールが細かくポリッシャーの入らないところが多かったため手作業で行いました。
プライマーを塗り込み終えた765LTです。プライマーにもコーティング効果があるため、ボディに艶が出ています。
この後、乾燥を経てKUBEBOND DIAMOND9Hナノセラミックコーティング本剤を塗り込んでいきます。
サイドのブレード内部までコーティングを塗り込みます。
通常2-3人で行うコーティング工程ですが、4人で行いムラが残っていないか細かなところまでチェックして進めました。
サイドスカートの中もコーティングを塗り込んでおります。
アクティブ・リア・ウィングは表面だけでなく裏側までコーティングいたしました。
車のパーツとは思えないほど細かなデザインのダクト周りやテールランプもコーティングいたしました。
ホイールは外すことができませんでしたので、ブレーキキャリパーと共に可能な範囲でコーティングいたしました。
バックスキンとカーボンのみで構成されたシンプルながらもゴージャスなインテリアには、ファブリック・バックスキン専用のコーティングを施工いたしました。
トリムの下もバックスキンでしたので、こちらも逃すこと無くコーティングいたしました。
サーキットも走れるレーシング仕様の車に、繊細な扱いが求められるバックスキンが採用されているのはラグジュアリーメーカーならではでしょうか。
それでは完成写真をご覧ください。
フェラーリ、ランボルギーニとはまた違うデザインを持つマクラーレンのボディが美しく輝きました。
願わくば晴天の外で撮影したかったのですが、完成後の天気が曇りか雨の時しか無かったため泣く泣く倉庫内で撮影いたしました。
倉庫内で撮影しておりますが、明るさ・コントラスト加工は一切行っておりません。
生の輝きをお楽しみください。
720Sに比較して表面積が20%向上しているリアウィングは表面・裏面もコーティングによってツヤツヤの輝きになっています。
ちなみに真ん中の切り欠きはウイング上昇時に後方を見やすくするためだそうです。
コーティングを施工したホイール・ブレーキキャリパーはこのような仕上がりになりました。
ちなみにカーボンセラミックディスクとキャリパーはMcLaren Sennaと同じ組み合わせのようです。
空気の通り道であるブレード周りも手の届く範囲でコーティングいたしました。
ファブリック専用コーティングを施工したインテリアはこのような仕上がりになりました。
レザー専用コーティングとは違いバチバチに水を弾くわけではありませんが、細かな繊維にコーティングが浸透しており水や汚れの浸透を抑えることができます。
ボディのデザインばかりに目が行きますが、KUBEBOND DIAMOND9Hのツヤ感も感じていただければと思います。
- フッ素無配合の超撥水効果
- 紫外線による劣化を防止する耐UV効果
- 9H被膜による耐スクラッチ効果
- 黄砂、酸性雨、塩害などへの耐化学物質効果
- 鳥糞、鉄粉、花粉などへの防汚効果
- 撥油性による落書き防止効果
- 750℃の耐熱効果
- 防サビ効果
上記の優れた性能を持ち、非常に美しい艶、7年間の耐久性のあるコーティングはかなり珍しいと思います。
デザインが車っぽくなく近未来的な宇宙船のようなフォルムを持つマクラーレン 765LTに、美しい艶をプラスすることができました。
いつも貴重なお車をお任せいただき誠にありがとうございます。
引き続きサポートさせていただければと思います。
別のお車のご用命を頂きましたので、またご紹介できればと思います。
ご用命ありがとうございました。