こんにちは、カーハート神戸です。
今回はカーハートの代車兼デモカー MINI クロスオーバー S ブレイジングレッド (R60) にKUBEBOND DIAMOND9H ナノセラミックコーティングを施工した模様をお伝え致します。
以前公開した施工実績で、中古車で購入したMINI R60にGENESISガラスコーティングやルームクリーニングなどでリフレッシュする模様をお伝えいたしました。
施工から2年経過しても十分な輝き・艶を維持していましたが、2018年にハイエンドコーティングとしてKUBEBOND DIAMOND9H ナノセラミックコーティングを導入したので、全て磨き落として新たにコーティングし直しました。
今回はその工程の模様をお伝え致します。
この、KUBEBOND DIAMOND9H ナノセラミックコーティング(キューブボンド ダイアモンド9H)どのように輝きが生み出されていくのでしょうか?
工程としては
洗車・付着物の除去→研磨→脱脂→ナノプライマーによる下地作り→(本剤塗布→乾燥)×5→トップコート→乾燥→最終チェック
で完成します。
完成するまで工程の多いコーティングです。
しかし、その工程が多い分、性能や仕上がりはトップクラスです。
KUBEBOND DIAMOND9Hの性能
- フッ素無配合の超撥水効果 ・紫外線による劣化を防止する耐UV効果
- 9H被膜による耐スクラッチ効果
- 黄砂、酸性雨、塩害などへの耐化学物質効果
- 鳥糞、鉄粉、花粉などへの防汚効果
- 撥油性による落書き防止効果
- 750℃の耐熱効果
- 防サビ効果
そして、3D分子マトリックス構造と呼ばれる汚れをシャットアウトする緻密な構造、RBTと呼ばれる革命的接着技術による独特の艶や輝きはKUBEBOND DIAMOND9H ならではです。
他のコーティングと同じく、定期的な洗車やメンテナンスは必須ですが、それをしていただけるだけで新車のような艶や輝きが復活します。
工程が多く時間もかかり、液剤も高額のため施工料金が高いですが、オーナー様には「やってよかった」と必ず言って頂けるコーティングです。
それではそのKUBEBOND DIAMOND9Hがどのように完成されていくのか、施工の様子をご覧ください。
洗車・研磨
まずは洗車で車全体の汚れを落として研磨いたします。(写真は前回の施工時の写真です。)
この時に、塗装に付いている砂やホコリ、鉄粉、花粉、ガードワックスなど徹底的に落とします。
これらのものが付着しているとコーティングの仕上がりが悪くなりますし、鉄粉は研磨時にボディに傷が入る原因になりますのでしっかりと落とす必要があります。
その後、研磨しますがこの時に傷やくすみなどを落とします。
今回はボディに残っているコーティングを落とすのも含まれます。
(洗車や研磨の工程を詳しくご覧になりたい方はこちらの記事をご覧ください)
研磨後の洗車・脱脂・ナノプライマーによる下地作り
洗車・研磨を終えた後、コンパウンドを落とす洗車・脱脂を行いナノプライマーの塗り込み作業を行います。
通常のコーティングですと、洗車で研磨時の白いコンパウンド(研磨剤)を落として、コーティングの密着を良くする脱脂を行い、コーティング剤の塗布に入ります。
が、KUBEBOND DIAMOND9Hの場合はコーティング剤の塗布の前にプライマーによる下地処理の工程が入ります。
こちらも研磨と同じ様に、全体へ隈無く塗り込みを行います。
この工程を建物で例えるなら、土台の基礎作りと同じです。
ナノプライマーを行うことで被膜硬度9Hの強靭なコーティングを作り上げることを可能にしています。
プライマーをするだけでもコーティング効果があるので、この時点でボディはツヤツヤになります。
このあと最低8時間の乾燥時間を置いてから、本剤のKUBEBOND DIAMOND9Hの塗り込みに入ります。
KUBEBOND DIAMOND9Hの塗り込み
ナノプライマーを乾燥させた後、KUBEBOND DIAMOND9Hの塗り込みに入ります。
乾燥が早いので、複数人で迅速かつ丁寧に拭き上げて行きます。
乾燥が早いとムラが起こりやすく、ムラがあると完成時の塗装面が美しく見えませんので、ムラが無いように拭き上げるのは非常に重要です。
また、ムラを起こさないようにと思い拭きすぎても、今度はボディにKUBEBOND DIAMOND9Hが残らず、性能が良くない、艶や輝きも足りない仕上がりになります。
ですので、適度な量が均一にボディに残るように拭き上げる必要があります。
なお、この工程で形成されるKUBEBOND DIAMOND9Hの被膜は洗剤・薬品を使っても落とせません。
他のコーティングは強力な洗剤・薬品にかかると落ちるのですが、KUBEBOND DIAMOND9Hは落とせません。
落とすには研磨かヤスリで削るのみです。
ですから、もし失敗してしまうと研磨して落とさなければなりません。
研磨するとプライマーも落としてしまうので、プライマーからやり直す必要があります。
そのため、ムラを起こさないように慎重かつ丁寧に塗り込む必要があります。
全体に塗り込んだあとは一旦乾燥させ、その後、次のレイヤーを重ね塗りしていきます。
塗りと乾燥を5回繰り返したあと、最後のトップコートを塗り込み作業は完了いたします。
完成
最後完成した後は、コンパウンドや汚れがドアヒンジの間、ゴムの間、パネルの間に残っていないかを確認する最終チェックを経て完成いたします。
それでは完成後の写真をご覧ください。
なお、当然のことですが写真に輝き・ツヤ加工は一切行っておりません。
どうぞ生の輝きをご覧ください。
画像加工を疑いたくなるような写真ですが、一切加工しておりません。
生の仕上がりです。
このフォグランプ周りのみずみずしい艶感はKUBEBOND DIAMOND9Hならではです。
パネルの間もツヤツヤです。
最高の輝きがお客様に笑顔を生み出すことができます。
冒頭でもお伝えしましたが、KUBEBOND DIAMOND9Hナノセラミックコーティングには以下の8つの効果があります。
- フッ素無配合の超撥水効果
- 紫外線による劣化を防止する耐UV効果
- 9H被膜による耐スクラッチ効果
- 黄砂、酸性雨、塩害などへの耐化学物質効果
- 鳥糞、鉄粉、花粉などへの防汚効果
- 撥油性による落書き防止効果
- 750℃の耐熱効果
- 防サビ効果
これらの効果によって、この輝きを長期間維持します。
水接触角度115°(トップコート:125°)の超撥水効果は以下の動画よりご覧ください。
よくどんなコーティングがオススメですかと聞かれます。
KUBEBONDDIAMOND9Hはコーティング選びで、絶対に失敗しないコーティングです。
ただし、
施工の時間が通常の倍以上はかかること、
液剤が非常に高価であること、
施工に通常以上の慎重さが求められるため、
料金は高価格帯に設定しております。
あらゆるニーズをカバーできるコーティングではありますが、高価なコーティングでもあるので万人向けではありません。
新車以上の輝きをご覧になりたい方、洗車が好きな方、愛車がずっとキレイであって欲しいと願う方にオススメです。
車のボディが汚れていても気にならない、車は単なる移動手段、洗車するのが嫌いという方にはオススメできません。
なぜならKUBEBOND DIAMOND9Hを含め全てのコーティングは洗車や定期的なメンテナンスを一切しない場合、すぐにコーティングがダメになってしまい後悔されると思うからです。
月に一度の洗車などの定期的なメンテナンスができる方にはオススメできます。
気になられた方はぜひこの素晴らしいコーティングをご体感ください。
施工4ヶ月後
施工から4ヶ月後に撮りました。
スマートフォンで撮りましたが、まだまだツヤツヤなのが確認できます。
この間、何回か洗車したぐらいで特に面倒なことはしていません。引き続き観察していきたいと思います。
KUBEBOND DIAMOND9Hについてはこちらのページか以下の記事に詳しくまとめていますので、どうぞご覧ください。