こんにちは、株式会社 カーハート 神戸店です。
今回は VOLVO XC60 クリスタルホワイトパール の施工実績をご紹介いたします。
施工内容
- セメント付着物除去 ボディ・ウインド全面
- ボディ鏡面研磨 (粘土及び磨き傷除去)
- GENESIS STELLA ガラスコーティング
- ウィンドウ撥水コーティング
今回の施工は以前、コーティングを施工させていただいたオーナー様からのご相談から始まりました。
伺ったところによるとお住まいのマンションが外壁工事中なのですが、ある日オーナー様がルーフをご覧になるとこのようなものが...。
これは何の跡かというと、セメントの跡です。
このダメージを見つけられたオーナー様はすぐに高圧洗浄機で落とそうとされたそうですが、残念ながら落ちなかったとのことでした。
そこで今回はこの付着したセメントを落とし全面再施工となりました。
一種の事故のようなものですので、外壁工事の業者様の全額の負担での施工になります。
ここ最近、こういったケースでご相談頂くことが増えております。
そのため先にこういった事故が発生した場合の手順と予防策をオーナー様に向けてまとめておきたいと思います。
外壁工事でのトラブルを予防する
1. 事前に駐車場所の確認を行います
工事期間中は車を工事現場近くに駐車しないようにすることがベストです。ですが新たな駐車場を借りるにはそれなりの支出が必要ですし、場所によっては遠くなってしまい面倒です。
そのため大抵は駐車場を変えずカバーをかけて保護されることでしょう。
このカバーは工事業者が用意するケースも多いかと思われます。
2.施工業者に事前に確認する
工事業者がどのようなスケジュールで作業し、どのようなリスクがあるか事前に把握しておくことは重要です。
もし工事業者がリスクを理解していない場合、対策を求めるか個人で対策する必要があります。
3. 高品質のカーカバーを使用する
短期間でも工事の影響を受けやすい場合は、ホコリやペンキの飛散から車を守るために防水・防塵性の高いカバーを使用することが推奨されます。
渡されるカバーも使いまわしされたボロボロのものが回ってくることがあるかもしれません。
汚れていたりホコリだらけですと、カバーをかけるだけで車に傷が入ってしまう可能性があります。
必要に応じて個人でカバーを購入することも一案です。
4. 早期発見と対応
施工中や工事後に車の状態をこまめに確認し、早期に異物の付着を発見できるようにしましょう。
発見が遅れれば遅れるほど状態が悪化することがあります。
コーティングの再施工では対応できず、再塗装になるかもしれません。
再塗装の場合、施工に1週間以上はかかります。
毎日確認する必要は無いかもしれませんが、数日に1度程度は確認したほうが良いかもしれません。
外壁工事でのトラブルが発生してしまった場合
1. 早期発見と報告
車に異物(セメント、ペンキ等)が付着していることに気づいたら、まずは付着している箇所の写真を撮影し証拠を残しましょう。
1枚だけでなく、どのようについているのか、パネルのどこについているのか、車はどこに止まっていたのかがわかるように複数枚、撮影しましょう。
この画像が無いと最悪の場合、対応してもらえないことや保険が降りないことがありますので特に重要です。
撮影後はすぐに工事業者または責任者に連絡しましょう。
2.クリーニングしようとしない
セメントやペンキが付着した場合、自己判断で拭いたり洗浄しない方が良いでしょう。
間違った洗い方をしてしまうと車の塗装を痛めて、剥がしてしまうリスクがあります。
コーティングを出されている場合はコーティングの施工業者にご相談ください。
カーハートであれば、電話やLINE・メールなど様々な方法で相談することが可能です。
3. 工事業者と確認
工事業者に相談します。
大抵の場合、工事業者の加入する保険か実費での対応になります。
ほとんど無いケースかと思いますが対応してもらえない場合、車両保険を使って直すことが可能かもしれません。保険会社にご確認ください。
4.再施工の見積もりと手配
工事業者が対応する場合、車両保険で対応する場合でもどちらのケースでも再施工または再塗装の見積もりを求められます。
コーティングを施工されている場合、コーティング施工業者にお問い合わせください。
見積もり後、工事業者または保険会社の確認を経た後、再施工となります。
外壁工事でオーナー様が気をつけるべきことのまとめ
駐車場所や工事業者の作業の確認をし、必要に応じてカバーをかけましょう。
工事期間中は数日に1度程度は状態を確認するようにしましょう。
発見した場合、状態を複数枚の写真で撮影し証拠を残したうえで、工事業者に相談しましょう。
簡単に対応内容をまとめさせていただきました。
外壁工事中に飛散物の被害にあってしまうのはレアケースなため、どのように対応したら良いかわからなくなるかもしれません。
上記の対応の手順を参考にすることもできますし、コーティングを施工したお店や、ディーラーに問い合わせて対応策を聞くこともできます。
今回のケース
今回のXC60のケースでは工事業者様がすぐに非を認めてくださったので、スムーズに対応が進みました。
セメントなどの付着物はこのように下地処理のクリーニングで落とすことができました。
クリーニングをするとコーティングを傷つけてしまいますし、また他の把握していない場所に飛散している可能性も考慮しボディ全体と窓ガラス全体の再施工になりました。
ホイールはダメージが確認できなかったため、洗うだけの対応になりました。
付着が確認された箇所をじっくり丁寧に磨き上げました。
サンルーフは別のポリッシャーを用いてダメージから回復するように磨かせて頂きました。
全体をしっかり丁寧に磨きコーティングを行って完成いたしました。
完成写真をどうぞご覧ください。
セメントの付着は一掃され、クリアで美しいボディに蘇りました。
被害に遭われたオーナー様にもご満足頂くことができ良かったと思います。
こういったイレギュラーな事態にもカーハートはスムーズに対応することができます。
施工をご用命頂いたお車全てにおいて、アフターフォローはしっかりさせていただいております。
何かお困り事があればお気軽にご相談ください。