こんにちは、カーハート神戸です。
今回はMAZDA CX-5 チタニウムフラッシュマイカの施工実績をご紹介します。
施工内容
- GENESIS STELLA ガラスコーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンド撥水コーティング/全面)
- ドアエッジ・ドアハンドルのプロテクションフィルム
上記3点をご用命頂きました。
誠にありがとうございます。
チタニウムフラッシュマイカのCX-5を施工させていただくのは、今回で5台目となります。
多くのオーナー様からご用命いただいたおかげで、この不思議な色の特徴を深く理解することができました。
そこで今回は、「チタニウムフラッシュマイカの魅力と特性」について、過去の施工事例の写真を交えながら、詳しくご説明させていただきます。
まずは、今回施工させていただいたCX-5の施工過程の写真からご覧ください。
[toc]今回の施工の様子
これは研磨をするために、マスキングテープを貼り付け終えた後の様子です。
コンパウンド(研磨剤)がグリル内などの細かい部分に入り込まないようにするとともに、不要な箇所を削らないために、マスキングテープで保護しています。
研磨が完了したら脱脂を行い、ボディにコーティングを施工いたします。
また、ドアエッジやドアハンドルには、あらかじめカットされたプロテクションフィルムを貼り付けます。これによりドア同士の接触による擦り傷や、爪などによる引っかき傷を防ぐことができます。
ディーラーでも同様のフィルムがありますが、カーハートのフィルムのほうがより広い範囲を保護することができます。
より詳しい施工の様子をご覧になりたい方は、以前に当店で施工した同じチタニウムフラッシュマイカのCX-5の記事をご参照ください。
施工が完成した写真を見てみましょう。
※掲載している写真はナンバープレートを加工している以外は、一切の加工を行っておりません。ありのままの仕上がりをご確認ください。
プロの技術による、コーティング施工後の深い艶と輝きを、じっくりとご堪能ください。
屋内で見るMAZDA CX-5 チタニウムフラッシュマイカ
今回、初めてチタニウムフラッシュマイカのCX-5を屋内のガレージで撮影しました。
コーティング施工後のボディは深みのある美しい艶を放っています。
マツダのプレス技術エンジニア後藤暢映氏は、インタビューで次のように語っています。
フォルムを印象づけるキャラクターラインの説明で、そのラインが消えていくポイントを"消えるのでなく沈む"とデザイナーは表現しました。
その言葉はとても重要な情報です。
つまり、折れ線のピークをしっかり維持しながら、ストンとボディに溶け込ませる。
実際にCX-5を見ると、フロントとリアから綺麗に流れるライン(プレスライン)が、途中でふわりと"沈むように"消えていってますね。
デザイナーの意図が見事に表現されていることがわかります。
フロントからリアへと流れるプレスラインが途中で自然に沈み込むように消えていく様子は、まさに芸術的です。
こうしたこだわりのデザインに惹かれ、CX-5を選ぶオーナーも多いのではないでしょうか。
さて、今回の屋内撮影で興味深い発見をしました。
それは、ヘッドライト周辺の色の変化です。
左側のLEDライトが当たっていないところを見ると、渋い茶色がかったグレーが。
右側のLEDライトが当たっているところを見ると、明るめのグレー、鉄っぽい色が。
正面から見ると、光の当たり方によって色が緩やかにグラデーションしているのがわかります。
ネット上の感想を見ていますと、チタニウムフラッシュマイカの色については落ち着いた雰囲気で良い色だと多くの人が感じているようです。
しかし、それがグレーなのかブラウンなのか、という点では意見が分かれるところ。
私自身も、初めてこの色を見たときは、どう表現すべきか悩みました。
今回の撮影を通してチタニウムフラッシュマイカは、光の当たり方で色味が大きく変化する、グレーとブラウンが融合した色。
という見方になるのではないかと思いました。
どちらの色と言い切ることは難しいかもしれません。
しかし、その色の奥深さと質感の高さは、間違いなくチタニウムフラッシュマイカの魅力であり、特別な存在感を生み出しています。
サイドを見るとこのような雰囲気でした。
はっきりとプレスラインが出ているところは陰影が深く、濃いグレーが。
沈んでいっているところは淡いグレーになっていますね。
ちなみに CX-8のソウルレッドクリスタルメタリックはこんな感じに色が濃くなります。
色の変化としてはチタニウムフラッシュマイカの方がはっきりしているでしょうか?
陰影が深いホイールは高級感があります。
コーティングでバッチリ汚れがつきにくくなっております。
ちなみに、ドアパンチによる傷を予防するドアエッジ、爪や指輪などによる傷を予防するドアハンドルのプロテクションフィルムはこのように。
どこに貼ってあるのかわからない仕上がりになりました。
屋外の日中に見るチタニウムフラッシュマイカ
施工後の仕上がりを確認するために屋外に出しました。
屋外で見るとどうでしょうか?
ブラウンの色目がややはっきり出ている感じがします。
フロント周りはこんな感じです。
光が均一に当たっているからでしょうか、全体的に同じやや淡い茶色がかったグレーに見えます。
でも、ヘッドライトの下辺りは陰影が深くなって濃いブラウンですね。
ボンネット上のプレスラインの陰影が、サイドのプレスラインにつながって綺麗です。
若干ひねったように繋がっているように見えます。
これは別のCX-5 チタニウムフラッシュマイカの写真なのですが、この時は撮影時に日光が強かったので前方に淡いグレーがはっきりと出ていますね。
さらに、別のCX-5チタニウムフラッシュマイカです。
青空が加わって、あんまりグレー感が出ていないですがプレスラインの美しさが際立っています。
日光が強いと陰影どうこうよりも、プレスラインの美しさがはっきりと出ます。
元のCX-5のお車に戻ります。
リアもフロントと同じように、光の当たり方で濃いグレー、淡いグレーがはっきりしております。
屋外で夕方に見るチタニウムフラッシュマイカ
ここで以前ご紹介したCX-5 チタニウムフラッシュマイカで、夕方の日暮れ時に撮っていたので比較して見たいと思います。
今度は全体的に濃いグレーになっています。
ちょっとゴールドっぽくも見えるという感想を見たのですが、たしかに光がゆるく当たるとゴールドっぽくも見えますね。
フロント周りはブラウンが強くなっています。
夕暮れが当たると、焼けた鉄っぽいグレーに見えることがわかります。
MAZDA2のチタニウムフラッシュマイカ
コンパクトカーMAZDA2で同じチタニウムフラッシュマイカを見てみると
色味は同じなんですが、CX-5,CX-8に比べるとあんまり陰影が深くない気が。と思ったのですが
逆サイドから見ると、プレスラインの陰影がはっきりと出ていました。
コンパクトカーとSUVではイメージが異なると思うので、陰影の深さを変えているのかと思うのですが、どうでしょう?
比較すると興味深いです。
オジサンっぽい色ではないと思います。
以上で、チタニウムフラッシュマイカをいくつかの施工写真を通して考えてみました。
やはり色にこだわるマツダらしい素敵な色だと思います。
ネット上の評価を見ると、オヤジ臭い、オッサンっぽい色ではないかと心配するコメントを見かけましたがそういう色では無いかと思います。
ベタッとしたグレー(要は濃いねずみ色)だとそういう評価も分かりますが、鉄っぽいグレーが基本の色でそこから変わる色なのでダサい感じには映らないかと思います。
CXシリーズはデザインもカッコいいので、オジサンというよりも、クールな大人な印象ではないでしょうか。
マシーングレープレミアムメタリックという選択肢もある?
チタニウムフラッシュマイカは渋めのグレーでしたが、マツダにはマシーングレープレミアムメタリックという、淡めのグレーもあります。
どうでしょうか?
これまでご入庫が1台しか無かったので、チタニウムフラッシュマイカのように比較できませんが、軽やかなグレーという印象がありました。
こちらもキレイな良い色です。
...色選び、悩ましいですね
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。