こんにちは、株式会社カーハートです。
連日、さまざまな素敵なお車のご入庫をありがとうございます。
今回はMercedes-Benz G400d manufaktur Edition セレナイトグレーの施工実績をご紹介します。
今年に入ってから当店にご入庫いただいたゲレンデヴァーゲンは、これで7台目です。
当店では国産車・輸入車を問わずさまざまなお車をお預かりしていますが、1つの車種で5台以上のご入庫は非常にまれです。
中でもゲレンデヴァーゲンの人気はずば抜けています。
これまでの施工で得た知見も多く蓄積しており、最高の仕上がりをお届けできるよう日々研鑽を重ねています。
今回は期間限定のmanufaktur Editionです。貴重なお車をお預けいただき、ありがとうございます。

ボディカラーのセレナイトグレーは、薄くブルーが入ったとてもおしゃれなグレーです。
施工内容
- GENESIS STELLA ガラスコーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティング/全面)
- シリコンワイパーブレード
- レザーコーティング/全脚+トリムなど全て
- プロテクションフィルム/ヘッドライト
- プロテクションフィルム/ドアエッジ(リアゲート含む)
- プロテクションフィルム/ドアハンドル(リアゲート含む)
- プロテクションフィルム/ランディングボード(サイドステップ)
- ラッピングフィルム/ランディングボード(サイドステップ)
花粉の除去から始めた下地処理
施工前の様子をご覧ください。


新車でご購入後、少し時間が経ってからのご入庫でした。
青空駐車とのことで、ボディの各所に小さな傷やくすみが見られました。また春先の施工だったため、車体には大量の花粉が付いていました。
カーハートでは、コーティングの前に必ず下地処理を行います。
今回はまず花粉の除去から始めました。ポットでお湯を沸かし、その熱湯で丁寧に花粉を取り除きます。
花粉の除去には、ポット20杯分のお湯を使いました。
G-classは車体が大きいため、通常の車よりも手間と時間がかかります。
花粉を除去した後は、車体に付いた鉄粉や汚れを入念に取り除きました。鉄粉は錆の原因になるため、専用の除去剤で丁寧に洗浄します。
ボディの隅々まで確認し、細かな汚れも残さないようにしました。

研磨と脱脂で整えたボディ
下地処理が終わると、研磨作業に入ります。
G400dの塗装表面にある細かな傷やくすみを取り除くため、熟練の職人が1パネルずつ丁寧に磨きます。
研磨剤の選び方や磨き方の技術は、長年の経験から身につけたものです。


研磨はボディの美しさを取り戻すために欠かせない工程ですが、手間と時間がかかります。
特にG-classのような大きな車体では、隅々まで磨き上げるのに大変な労力がかかります。
それでも最高の状態に仕上げるため、妥協せず一つひとつの工程に取り組んでいます。
下地処理と研磨に時間をかけることで、G400dの塗装は新車以上の輝きを取り戻します。
この下地の上にコーティングをすると、より深みのある艶と高い保護性能が得られます。研磨と下地処理については別のページでもご紹介しています。
手間を惜しまず、G400dを美しく磨き上げました。


外したタイヤカバーもしっかり磨いて、美しい塗装に仕上げました。
タイヤカバーを外したリアゲートも、全体を磨いて仕上げています。

研磨が終わると、高圧洗浄機でコンパウンドを一気に洗い流します。
研磨で使ったコンパウンドが塗装表面に残っていると、コーティングの密着性が落ち、仕上がりも悪くなります。
隅々まで丁寧に洗浄することが重要です。


次に、車体に残った油分や汚れを取り除くため、専用のシャンプーで脱脂と洗車を行います。
この工程は、コーティング前の最後の下地処理として非常に重要です。
ボディに油分が残っていると、コーティングが塗装表面に正しく定着せず、ムラや曇りが出てしまいます。これではせっかくの研磨が台無しになります。
最高の仕上がりにするには、油分を完全に取り除き、塗装表面をきれいな状態にしておく必要があります。
ゲレンデヴァーゲンのような高級車の美しさを引き出すには、こうした工程の一つひとつに手間と時間をかける必要があります。

今回のG400dは、施工前のフロントバンパーに特に目立つ傷がありました。
丁寧に研磨した結果、ギラつきやくすみがなくなりました。映り込むライトの形がはっきり分かるレベルまで仕上がっています。
G400dの美しさを最大限に引き出すため、一つひとつの工程を丁寧に進めました。
このように輝くゲレンデヴァーゲンに仕上げるには、研磨、洗浄、脱脂など、手間と時間をかけた下地処理が欠かせません。
私たちは、この基本的な作業こそが最高の仕上がりの鍵だと考えています。
プロテクションフィルムはコーティングの前に

コーティングをするとプロテクションフィルムが貼り付かなくなるため、プロテクションフィルムの施工はコーティングの前に済ませます。
コーティングを先にすると、プロテクションフィルムが塗装面に正しく密着しません。浮いたり、剥がれやすくなったりするおそれがあります。
コーティング施工済みのお車にもプロテクションフィルムは施工できます。ただ、どのようなコーティングを施工しているか、施工からどれくらい経っているかで変わるため、ケースバイケースです。
透明度の高いフィルムを施工するため、貼り付けた部分とボディの一体感は損なわれません。
フィルムとコーティングを組み合わせることで、保護性能と美しい仕上がりを両立できます。

プロテクションフィルムを施工した後は、コーティングです。
G400dの美しさを引き出し、長く保護できるよう、ボディの隅々までコーティングします。

リアゲートのタイヤカバーはボディと一体化したデザインが特徴です。ただ、カバーの裏側やカバーとボディの隙間には、洗車のときに汚れが溜まりやすいです。
そのためカーハートでは、タイヤカバーとスペアタイヤを取り外します。カバーの裏側やリアゲート、カバーの取り付け部分まで丁寧にコーティングします。
普段は見えない部分も、コーティングで汚れから守れます。

ルーフにもコーティングをします。
ルーフはオーナー様が普段ご覧になることの少ない箇所ですが、手を抜くことはありません。
コーティングの施工では、職人の技術と経験が仕上がりを左右します。
均一な膜厚でムラなく塗るには、塗布量、塗り方、拭き上げのタイミングまで細かく注意する必要があります。
長年の経験から得たノウハウを生かしてコーティングを施工しています。
ホワイトレザーとホイールのコーティング
続いて、車内のレザーコーティングです。


今回のG400dには、上品なホワイトレザーが選ばれていました。
セレナイトグレーの外装色とホワイトレザーの組み合わせは、優雅でエレガントな雰囲気です。
ゲレンデヴァーゲンというと山岳地帯を力強く走るイメージが強いですが、今回のG400dには海沿いのドライブを思わせる爽やかさがあります。
ただし、ホワイトレザーの美しさを保つには細かな注意が必要です。
白い革は汚れが目立ちやすく、ちょっとした不注意でシミや汚れが付くことがあります。また、長く使ううちにダメージが蓄積し、色あせや傷みが出ることもあります。
そこでおすすめしているのが、レザーコーティングです。


レザーコーティングは革の表面に透明な保護膜をつくり、汚れや傷から革を守ります。
日常的な汚れが付きにくくなり、汚れが付いても簡単な水拭きできれいに落とせます。
レザーコーティングには、革の劣化を防ぐ効果もあります。
紫外線や湿気から革を守って色あせや亀裂を防ぐため、ホワイトレザーの美しさを長く保てます。
カーハートのレザーコーティングは高品質な専用のコーティングを使っているため、施工前後で手触りはほとんど変わりません。
不快な臭いもなく、コーティングをしていないかのような自然な仕上がりです。
一部の低品質なレザーコーティング製品ではベタつきや臭いが出ることがありますが、当店では厳選した製品だけを使っています。



今回はシートだけでなく、ドアトリムやセンターコンソールなど、レザーが使われているすべての部位にコーティングを施工しました。
車内のどこに触れても、コーティングの効果を実感していただけます。
お気に入りのホワイトレザーを美しく保ちながら、ドライブを心ゆくまでお楽しみいただけると思います。

G400dのホイールは、ボディと同じく見た目を大きく左右するパーツです。
一方で、ホイールは走行中に最も過酷な環境にさらされます。ブレーキダストや汚れが付きやすく、赤茶色くなりやすいです。
ホイール専用のコーティングを施工し、定期的に洗っていただければ、ダストの固着を抑えることができます。
カーハートでは、ホイールのコーティングは基本的にホイールを外してから施工します。
表面だけでなく裏面やスポーク、ブレーキキャリパーまで、普段は見えない部分も隅々までクリーニングし、コーティングできます。
もちろん、安全には十分に配慮して施工しています。
以上の作業を終え、最終チェックを経て完成しました。
セレナイトグレーの完成写真
完成写真をご覧ください。


グレーでありながら青みを帯びたセレナイトグレーが、コーティングで鮮やかに輝きました。
艶と透明感が加わり、とても爽やかな印象です。




磨き上げたルーフが黒く美しく輝いています。

サイドステップは、プロテクションフィルムとラッピングフィルムでブラックアウトしました。
プロテクションフィルムも施工しているので、踏み込んでもプレートに傷が入りません。
2024年3月30日追記:現在はマットブラックのプロテクションフィルム1枚で施工しています。

ドアエッジとドアカップには、プロテクションフィルムを施工しました。
不意のドアパンチや、ドアカップに付きやすい爪の引っかき傷から保護します。


プロテクションフィルムの境目は、これくらい近づかないと見えません。

ヘッドライトにもプロテクションフィルムを施工しました。

リアゲートのタイヤカバーも、研磨とコーティングで美しく輝くようになりました。

フロントガラスとサンルーフを含む全面のガラスに、ウィンドウ撥水コーティングを施工しています。
撥水効果を十分に発揮させるため、ワイパーをメーカー純正のシリコンワイパーブレードに交換しました。
雨の日の視界を確保し、快適で安全なドライブにつながります。







内装のホワイトレザーは、施工前と変わらない美しさです。
レザーのコーティングも、ボディと同じく細心の注意を払って施工しています。
オーナー様には心置きなくお乗りいただけます。




今回オーナー様が選ばれたGENESIS STELLA ガラスコーティングは二層式のコーティングです。GENESISガラスコーティングに比べて、耐久性や艶感が向上しています。
汚れにくいと評判のコーティングです。
どこから見ても美しいG400dが完成しました。
ちなみに、同じ時期にスズキ ジムニーもご入庫いただいていました。

こうして並べると、ゲレンデの硬派さとジムニーの可愛らしさが際立ちます。
ジムニーの施工実績は後日公開します。
ゲレンデヴァーゲンのコーティングについてはゲレンデヴァーゲンのよくある質問にもまとめています。
ご用命ありがとうございました。
2026年10月追記
この記事は2021年の施工記録です。現在、ボディコーティングはservFaces Coat Ultima、Ultra Coat Magnite、KUBEBOND ION、カーハートのEXキーパーを中心にご案内しています。
現在は膜厚計・光沢計を導入し、塗装の状態を数値で確認しながら研磨しています。
レザーコーティングは、現在は施工後の定期メンテナンスや点検が不要です。汚れが付いたときのために、レザー用のメンテナンスクリーナーキットをお渡ししています。
プロテクションフィルムは2021年頃から本格的に導入したXPELを使っており、カーハートはXPEL認定施工店です。XPELにはメーカーの10年保証があります。








