こんにちは、株式会社 カーハート 神戸店です。
今回は Ferrari 296 GTS Grigio 812S Opaco の施工実績をご紹介いたします。
施工内容
- フルプロテクションフィルム
- プロテクションフィルム / フロントガラス / ARMORTEK
- FEYNLAB MATTE CERAMIC コーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンドウ撥水コーティング/全面)
いつもお世話になっているオーナー様からのご用命でした。
この度もご用命ありがとうございます。
今回ご入庫いただいた296 GTSはGrigio 812S Opacoというマットカラーの1台です。
フェラーリらしい華やかさにマット塗装ならではの静かな迫力が加わり、通常のグロス塗装とはまったく異なる雰囲気を持っていました。
マット塗装は非常に魅力的な反面、日常の取り扱いには気を使う塗装でもあります。
磨きで傷を消すことが難しく、汚れや擦れ、飛び石などのダメージが入った場合、通常の塗装以上に補修が難しくなることがあります。
そのため今回はボディ全体にフルプロテクションフィルムを施工し、フロントガラスにはARMORTEK、さらにマット塗装・フィルムに対応したFEYNLAB MATTE CERAMIC コーティングを施工いたしました。
見た目を変えずにできる限り安心して乗り続けるための内容です。
↑こちらは完成写真の1枚です。この一文が無ければ施工前後どちらか判断できる方はおられないと思います。
プロテクションフィルムをご検討されるオーナー様からよくいただくご相談が
「フィルムを貼ると質感が変わりませんか?」
「マット塗装らしさがなくなりませんか?」
「貼ってある感じが出ませんか?」
というものです。
特に今回のようなマット塗装のフェラーリでは、元の雰囲気を崩してしまうと車の印象が大きく変わってしまいます。
今回の施工ではマット塗装部分にはXPEL STEALTH、グロス仕上げのパーツにはXPEL ULTIMATE PLUSを使用しました。
ボディの質感に合わせてフィルムを使い分けることで、マット部分はマットのまま、グロス部分はグロスのまま保護することができます。
完成後の姿をご覧いただいても、プロテクションフィルムが施工されているかどうかはほとんど分からない仕上がりです。
実際、施工期間中にご来店された別のお客様方にもご覧いただく機会がありましたが、貼ってあることをすぐに見抜かれた方はおられませんでした。
それほど自然な仕上がりです。
プロテクションフィルムは見た目を変えるためのものではなく、オリジナルの美しさをできるだけそのまま保護するための施工です。
今回の296 GTSのようなマット塗装車ではその意味がより大きくなります。
フロントガラスには国産のフロントガラス専用プロテクションフィルム「ARMORTEK」を施工いたしました。
実は今回の296 GTSはご入庫前日に飛び石を受け、フロントガラスにダメージが入った状態でのご入庫でした。
そのため入庫期間中に正規ディーラーでフロントガラスを交換し、その後ARMORTEKを施工しています。
フェラーリのフロントガラス交換は、部品代・作業費ともに高額になりやすく、納期やディーラーでの対応にも時間がかかる場合があります。
ARMORTEKを施工していても、すべての飛び石を完全に防げるわけではありません。
しかし、未施工であれば割れてしまうような衝撃を軽減できる可能性があり、フロントガラス交換のリスクを下げるための有効な選択肢です。
耐久性は使用環境や保管状況にもよりますが、ワイパーを使用する部位のため目安としては2年程度での貼り替えをおすすめしております。
フロントガラスの交換費用や納期を考えると特にフェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどのスーパーカーにはおすすめしたい施工です。
ホイールは1本ずつ外し、表面・裏面・ブレーキキャリパーまでコーティングいたしました。
ホイールは車全体の印象を大きく左右する部分です。
特にフェラーリのような車では、ホイールの奥に見えるブレーキキャリパーや内側の汚れまで含めて、全体の美しさに関わります。
今回は296 GTSへのホイールコーティング実績がすでにございましたが、念のため正規ディーラーのサービス工場にも締め付けトルクを確認し、確実に作業を行いました。
ホイールは見た目だけでなく、安全に直結する重要なパーツです。
美しく仕上げることはもちろんですが、安心してお乗りいただけることを前提に作業を進めております。
完成写真をどうぞご覧ください。
今回の296 GTSには、マット塗装部分だけでなく、グロスパーツや樹脂パーツも含まれていました。
フロントバンパーやロッカーパネルの一部には樹脂パーツが使われており、こちらにもオーナー様のご希望でプロテクションフィルムを施工いたしました。
ただし、樹脂パーツへのプロテクションフィルム施工は、塗装面と同じように仕上がるとは限りません。
表面に細かな凹凸がある場合、フィルムとの間に空気が残り白っぽく見えることがあります。
また、材質によっては密着が弱く、剥がれやすくなるケースもあります。
そのため樹脂パーツへの施工は現車の状態を確認しながら、仕上がりのリスクも含めてご説明したうえで施工を進めています。
「施工できるかどうか」だけでなく、「施工後にどのように見えるか」まで考えることが大切です。
今回のようにオーナー様がリスクをご理解されたうえで保護を優先される場合には、可能な範囲で施工させていただきます。
プロテクションフィルムはできる限り1枚で自然に仕上げることを目指します。
ただし、すべての部位を完全に継ぎ目なく施工できるわけではありません。
たとえばサイドミラーのような複雑な形状のパーツではフィルムを無理に伸ばして貼ると、後から浮きや剥がれの原因になることがあります。
そのため仕上がりと耐久性のバランスを見ながら、目立ちにくい位置に継ぎ目を設けることがあります。
今回の施工でも角度によってはサイドミラーの一部にうっすらとラインが見える箇所がございます。
これは施工不良ではなく、形状に合わせて必要な処理です。
大切なのは、継ぎ目を完全になくすことではなく、できるだけ自然に、そして長く綺麗な状態を保てるように施工することです。
今回の施工でプロテクションフィルムをご検討されている方に知っておいていただきたい点がもうひとつありました。
それが、塗装面にある小さな異物です。
今回の296 GTSは新車で購入されたばかりの車両でしたが、塗装面にはごく小さな異物が含まれている箇所がいくつか確認できました。
これはフェラーリに限った話ではなく、メーカーや車種を問わず見られることがあります。
よく見ると白いポツッとした点が見えるでしょうか?
通常の状態では気付きにくいものでも、プロテクションフィルムを施工することで表面にわずかな凹凸として見える場合があります。
またプロテクションフィルム自体も施工環境を整え、どれだけ注意して作業しても、微細な異物噛みを完全にゼロにすることはできません。
もちろん、少しでも少なくするために洗浄・確認・施工環境の管理を徹底しています。
ただ塗装もフィルムも工業製品であり、施工も人の手で行う作業です。
完全無欠の状態を保証するものではないことは、事前にご理解いただきたい点です。
カーハートでは良いところだけをお伝えするのではなく、このような注意点も事前にご説明するようにしております。
高額な施工だからこそ、施工後に「聞いていなかった」とならないことが大切だと考えています。
今回の296 GTSは車種専用のカットデータを使用して施工しております。
ただしすべての箇所にカットデータが用意されているわけではありません。
たとえば、ヘッドライト側面の一部にはデータがありませんでした。
そのような箇所は現車に合わせてワンオフでフィルムを作成し、可能な限り保護範囲を広げて施工いたしました。
プロテクションフィルムはデータ通りに貼れば終わりという作業ではありません。
車の形状、素材、塗装の状態、オーナー様がどこまで保護したいかによって、現場での判断が必要になります。
その積み重ねが仕上がりの自然さや保護範囲の広さにつながります。
インテリアにはフェラーリらしい鮮やかなレッドレザーが採用されていました。
新車でのご入庫でしたが施工前にシートを拭き上げると、クロスにうっすらと黒い汚れが付着しました。
新車であっても製造・輸送・納車準備の過程で、目に見えにくい汚れが付いていることがあります。
そのためレザーコーティングはただ塗るだけではなく、状態を確認し、必要なクリーニングを行ってから施工します。
特に明るい色や鮮やかな色のレザーは、汚れや擦れによる変化が分かりやすい素材です。
美しいレザーを長く楽しむためにも、早い段階でのレザーコーティングはおすすめです。

マット塗装のFerrari 296 GTSにフルプロテクションフィルム、フロントガラス専用フィルム、マット専用コーティング、ホイールコーティング、ウィンドウ撥水コーティングを施工いたしました。
マット塗装の質感を損なわず、貼ってあることをほとんど感じさせない仕上がりになりました。
フェラーリのような特別な1台は見た目の美しさだけでなく、部品の価格、修理の難しさ、塗装の繊細さまで考えて保護する必要があります。
プロテクションフィルムはすべてのダメージを防ぐものではありません。
それでも、飛び石や擦り傷、日常の小さなダメージから大切なボディを守るためには、非常に有効な選択肢です。
Ferrari、Lamborghini、PORSCHE、McLarenなど、スーパーカーのプロテクションフィルム施工をご検討中の方は、ぜひカーハートにご相談ください。
フルプロテクションフィルムだけでなくフロント周りのみ、カーボンパーツのみ、フロントガラス、レザーコーティングなど車の使い方や保管環境に合わせてご提案いたします。
この度もご用命いただきありがとうございました。





















































