ポルシェ911カレラSのヘッドライトクリア塗装をご紹介します。
高級車はガレージに保管され大切に扱われるので、年式が古くても比較的良いコンディションであることが多いです。
とはいえ使用頻度が高く日光に晒されやすかったりし、6,7年も経過しますと、どうしてもヘッドライトが曇るのは避けられません。
ヘッドライトが曇りますと、古ぼけた印象になってしまいます。
ヘッドライトも
ポジションランプのカバーも表面が傷んできています。
作業の様子
下地処理からスタートです!!
ヘッドライトクリア塗装の場合は研磨が伴いますので、ボディを傷つけないようにマスキングテープを使って養生してから作業を始めます。
ポジションランプはバンパーよりくぼんでいて磨きにくいですが、劣化したハードコートを一旦削り取る必要があります。
番手を上げて磨き上げると、まばゆいヘッドライトが蘇ってきました。
(※番手とはヤスリの粗さのことです。)
バフも使い分け、丁寧に磨きますとクリアなレンズが甦って参ります。
磨きが終わるとクリアコートの塗装を行います。
このコート剤が重要でして、カー用品店やガソリンスタンドの類似品ではまず1年は持ちません。
半年や3か月でまたくすんだ状態に戻ることがほとんどです。
当店も過去に同様の経験をしたことがありますが、そこから試行錯誤を繰り返してこのクリア塗装にたどり着きました。
完成画像
ヘッドライトクリア塗装は国産車¥30,000から、輸入車は¥40,000からです。
そのため、少し高い印象を持たれるかもしれません。
しかし、高級車のヘッドライトのパーツ代は中古車が買えるくらいの金額になることがあります。
費用対効果からすると、ヘッドライトクリア塗装は大変リーズナブルだと思います。
今後もお車を大切になさる皆様のお役に立てるよう、スキルアップしていきたいと願っております。
いつも当店のご利用誠にありがとうございます。
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