こんにちは、カーハート神戸です。
今回は卓越したパフォーマンスを誇る4,394ccのV8エンジンを搭載したBMW M6 Coupé (F13)の施工実績をご紹介いたします。
今回ご入庫いただいたM6のボディカラーは、フローズンシルバーと呼ばれるマットシルバー。
マット塗装独特の質感が、スポーティな佇まいをさらに際立たせています。
加えて、ルーフ、フロントリップスポイラー、リアにはカーボンパーツが採用され、より一層スパルタンな印象を与える1台に仕上がっています。
施工内容
- GENESISガラスコーティング
- プレミアムパック(ホイールコーティング,ウィンドウ撥水コーティング/全面)
- レザーリペア
京都府からご用命頂きました。
ありがとうございます。
希少なお車だけにこれまで大切にお乗りになられてきたことは一目瞭然でしたが、2014年式ということもあり水平面には雨染みが目立つ状態でした。
オーナー様からはこの雨染みを何とかしたいとのリクエストをいただきました。
しかし、マット塗装は研磨ができないため、その攻略には難題が立ちはだかりました。
専用のケミカルを使用し、クリーニングを試みました。
何度も丹念に作業を繰り返した結果、雨染みの8割程度を除去することに成功。
もはや目を凝らしても確認できないレベルにまで、塗装の状態を回復させることができました。
また、カーボンパーツにもダメージが見受けられ、こちらのリペアにも細心の注意が必要でした。
業界歴20年以上のベテランスタッフが、カーボンパーツの磨きに取り掛かりました。
カーボンは熱に弱く、加熱しすぎるとクリアが剥がれたり、歪みが生じたりする恐れがあります。
そのため慎重かつ丁寧に、細部に至るまで磨き上げました。
ボディの施工と並行して行ったのが、レザーシートのリペアです。
新車から6年が経過したシートは、特にショルダー部の劣化が目立ちました。
ひび割れに汚れが溜まり、黒ずんだ印象を与えていました。
レザーリペアは、弊社でも定期的にご用命をいただく人気のメニューです。
熟練のスタッフが、傷んだレザーに専用の補修剤を丁寧に充填し、表面を整えました。
結果はご覧の通り。まるで新品のレザーのようです。
ちなみにレザーコーティングを施工すれば美しい状態をメンテナンスしやすく、長期間維持しやすくなります。
プレミアムパックに含まれるホイールコーティングでは、ホイールを車両から外して隅々までクリーニング。
ブレーキキャリパーの奥まで、丹念に洗浄・コーティングを施していきます。
また、ウィンドウ全面に撥水コーティングを施工することで、雨の日でもクリアな視界を実現することができました。
それでは完成写真をご覧ください。
完成したBMW M6 Coupé (F13)は本来の美しさを余すところなく取り戻しました。
マットシルバーのボディに、GENESIS ガラスコーティングが深みのある輝きを与えています。
鮮やかに蘇ったカーボンパーツが、精悍な印象をさらに引き立てています。
まるで新車のように美しく生まれ変わりました。
マット塗装の愛車は見た目の美しさ以上に、メンテナンスの難しさが悩みの種だったというオーナー様も多くいらっしゃいます。
しかしコーティングによって、そのお手入れはぐっと簡単になります。
紳士的に接して下さったオーナー様の対応にも心からお礼申し上げます。
この度はご用命ありがとうございました。
カーハートはBMW M6に施工したのと同様に、最近ではMaserati GranTurismo MC Sportsのマットブラック、グロスカーボンの組み合わせにもコーティングを施工いたしました。
通常の塗装とは一線を画すマット塗装ならではの魅力と取り扱いをカーハートは十分理解しております。
マット塗装のメンテナンスでお悩みのオーナー様、ぜひ一度カーハートにご相談ください。
カーハートのコーティング技術と経験を活かし、愛車本来の美しさを最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。